20141102 天皇賞(秋)

2014年10月31日金曜日

B+ 1-1 ジェンティルドンナ(牝5、戸崎圭太・石坂正)
坂路をまっすぐに駆け上がってきた。脚のさばきは美しく、バランスは取れている。鞍上が合図を出してからのスパートが物足りないのと、頭が高いのがマイナスポイント。

C 1-2 ヒットザターゲット(牡6、武豊・加藤敬二)
坂路で首がまっすぐ向いていない。それも右を向いている。全体的にバタバタした印象。
B+ 2-3 デニムアンドルビー(牝4、浜中俊・角居勝彦)
3頭併せの中でじっと我慢。追う内を突き放さず、じっと待ちながらハナ差先着した。外には遅れたが、好調教。

B 2-4 スピルバーグ(牡5、北村宏司・藤沢和雄)
併せた馬に馬体をぶつけても引かず、気合いは十分。走り方は若干ぎこちなく、頭も高い。

B 3-5 エピファネイア(牡4、福永祐一・角居勝彦)
CW単走で真ん中を走ってきた。体全体を使えて動きは素軽く、ゴールを過ぎてからも追った。ただ、力強さは感じられない。とりあえず仕上がった、というレベルか。

C 3-6 ダークシャドウ(牡7、F.ベリー・堀宣行)
流しているだけ。ある一完歩では、後ろ脚が同時に着地する妙なフォームになったりするほど適当だ。

B 4-7 サトノノブレス(牡4、岩田康誠・池江泰寿)
もっさりと直線に入ってきてどうなるかと思ったが、軽い合図で突き放した。前脚の躍動感はすばらしい。ただ、その後追っても思ったほど伸びない。

B- 4-8 ディサイファ(牡5、四位洋文・小島太)
首をまっすぐに使えていない。が、その割にタイムも出ていて脚さばきは悪くない。

B- 5-9 フェノーメノ(牡5、蛯名正義・戸田博文)
Wでそこまで負荷をかけない調教。鞍上は特に指示を出さず、馬の走りたいように走らせ、直線最後に若干合図。軽やかだが力強さはない。

C 5-10 ペルーサ(牡7、柴田善臣・藤沢和雄)
坂路で評価できるところの全くない調教。追っても伸びず、脚元は弱く、頭も高い。


C 6-11 ラブイズブーシェ(牡5、古川吉洋・村山明)
2頭併せの外。直線に向いたところで相手の鞍上が振り返る。待ってもらったわけだが、ずっと抑えていたこの相手にクビ差追いつけなかった。

B 6-12 フラガラッハ(牡7、高倉稜・松永幹夫)
おそらく2馬身ほど前を行く馬と並んで突き放すイメージだったのだろうが、前の鞍上が後ろを確認したときに、馬が横に逃げてしまった。よって事実上単走。この馬自身は坂路のラチ沿いをいい動きでまっすぐ駆け上がってきたが。

B+ 7-13 カレンブラックヒル(牡5、秋山真一郎・平田修)
坂路で前を行く馬が進路を防ぎそうになっても動じずラチ沿いをまっすぐ駆け上がってきた。最後まで動きは衰えず、かなりの好調教。Aにするか迷ったくらい。

B- 7-14 マーティンボロ(牡5、川田将雅・友道康夫)
3頭併せの内で、きれいにコーナーを曲がってきたが、直線に入ってからいまいち伸びない。迫力にも欠ける。

B+ 7-15 イスラボニータ(牡3、C.ルメール・栗田博憲)
直線に入るまでは馬なり。入ってからも流すのかと見ていると一気に加速してはるか前を行く馬をとらえてしまった。

B- 8-16 トーセンジョーダン(牡8、P.ブドー・池江泰寿)
併せの内でブドーが乗り、かなり外を回ったのでタイムは十分。ただ、頭が高く首の使い方も下手で、相手を突き放せなかった。

B- 8-17 アスカクリチャン(牡7、三浦皇成・須貝尚介)
華麗に舌を舞わせる坂路調教。最後もバテた。とはいえ、中間5秒ほど力強い脚さばきを見られたのでCにはしなかった。

A 8-18 マイネルラクリマ(牡6、柴田大知・上原博之)
コーナーの美しい回り方、首の使い方、全身の連動、ゴールを過ぎてからも追われてしっかり伸びた点。すべて高く評価できる。力強さより素軽さのある馬で、B+と迷ったがAにした。


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