ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)追い切り評価-2015年4月5日中山芝1600ハンデ

2015年4月2日木曜日

1枠1番 カオスモス 牡5 56.0 内田博幸
【A】坂路併せ。目の前を行かせた馬に並びかけたが、ちょうどその横に関係ない馬がいたので、ラチ沿いに持ちだしてぐいぐい伸びた。毛ヅヤも美しく、馬体も丸みを帯びていて好調そう。動きは文句なし。

1枠2番 マイネルメリエンダ 牡4 55.0 柴田大知
【B】坂路単走。タイムは出ていないが、動きはダイナミック。首を上手に使えていて、脚元にも迫力が出ている。ただ、左前肢と右前肢の上げ方に大きな差があるようで、駆け方のバランスが微妙。

2枠3番 シャイニープリンス 牡5 56.0 横山典弘
【B+】W併せの外。馬場のかなり外目を通り、はるか前を行く相手を急追し、馬なりのままとらえてゴール。タイムは出ていないがコースを考えると割り引く必要はない。動きは上々。

2枠4番 インパルスヒーロー 牡5 56.0 田中勝春
【B+】W併せの内。直線に入ってすぐに抜け出し、馬なりのまま1馬身先着。ゴールを過ぎてからようやく鞍上が手を動かし、強く追った。

3枠5番 フラアンジェリコ 牡7 54.0 柴山雄一
【B+】W併せの外。内の相手とは距離があり、実質単走。着差は1馬身ほど。きれいに脚を回転させる駆け方は、重馬場もこなせそう。首の使い方も悪くない。

3枠6番 コスモソーンパーク 牡7 56.0 丹内祐次
【B+】W単走。馬場の外目をきれいなフォームで駆けた。首の上下運動が安定していて、それが全身を連動させるリズムになっている。後脚の可動域はいまいちだが、全体として見れば良い。

4枠7番 タガノブルグ 牡4 54.0 吉田豊
【B-】坂路単走。馬の少ない時間に、坂路コースの真ん中を一人旅。途中まで順調にきていたが、左後肢をすべらせてからフォームが悪くなり、鞍上はハードに追ったものの崩れたフォームは戻らなかった。

4枠8番 ラインスピリット 牡4 55.0 森一馬
【B+】坂路単走。鞍上は手を動かさず、馬の駆けたいように駆けさせた。馬もリラックスした動きでそれにこたえ、最後まで軽やかに駆けてきた。仕上げとしていいのかどうかはわからないが、こういう追い切りは好きだ。




5枠9番 クラリティシチー 牡4 56.0 三浦皇成
【B+】W単走。直線ダイナミックな動きでぐいぐい伸びた。前の筋肉が発達していて、首の動きも良いため前脚の躍動感は見事。ただ、後脚は及第点レベル。

5枠10番 モーリス 牡4 55.0 戸崎圭太
【B-】W併せの内。手綱を緩めに握ったまま、一切追わず馬なりのままクビ差遅れで並走。最後に若干スピードを上げたが、そのままクビ差遅れ。首は上手に使えており、体の動かし方も悪くないが。

6枠11番 ウインマーレライ 牡4 55.0 松岡正海
【B+】W3頭合わせの中。外の馬は難なく引き離し、直線追い上げてきた内の馬も及ばず1馬身先着。ゴールを過ぎてからも伸びた。ダイナミックな動きだ。

6枠12番 エキストラエンド 牡6 57.0 岩田康誠
【B】坂路併せ。右によれ気味に駆け、1馬身先着。右後肢が外に蹴りだしているのが気がかりだが、脚色は悪くない。タイム以上に動けてはいる。

7枠13番 ブレイズアトレイル 牡6 55.0 藤岡康太
【B】CW単走。ステッキを使わず若干手を動かした程度ながら、いい伸びを見せた。頭は高いがリズムを刻むことはできていて、脚元の力強さもある。可動域はそこそこ。

7枠14番 インプレスウィナー 牡8 56.0 柴田善臣
【B-】W併せの外。内の相手が来ず、鞍上が振り返って待った。ようやく来たのがゴール付近で、そこから追ってほぼ併入したが、追った距離が短すぎる。予定通りの追い切りではなさそう。

8枠15番 アーデント 牡6 56.0 石橋脩
【B】W3頭併せの内。直線に入ってすぐにクビ差抜け出し、途中で肩にステッキを一発。加速してそのまましのいだ。

8枠16番 クラレント 牡6 58.5 田辺裕信
【B-】坂路併せ。半馬身ほど先行し、抜かされそになった相手に馬体をぶつけにいったが、難なく抜けだされ、1馬身半ほど遅れ。勝負根性は買えるが、最後に脚色が鈍ったのはいただけない。


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