【枠順確定】東京優駿(日本ダービー)(GI)追い切り評価最終版-2015年5月31日東京芝2400定量

2015年5月29日金曜日

1枠1番 サトノラーゼン 牡3 57.0 岩田康誠【B】

CW併せ。ラチ沿いを深く入った相手に、ショートカットせず並び、両馬が馬なりのままゴール。アタマ差程度遅れ、ゴール後も似たようなペースで遅れたまま駆けた。内容はいまいちだが、馬体の張りは良く、フォームも美しい。

1枠2番 タンタアレグリア 牡3 57.0 蛯名正義【B+】

W併せ。3馬身ほど前にラチ一杯を走る馬を2頭置き、内から豪快に伸びて中の馬に1馬身、外の馬にアタマ差程度先着した。馬体に丸みは感じられず、トモもゆるそうだが、四肢の可動域は広く、動きに鋭さもある。毛ヅヤも良い。

2枠3番 コメート 牡3 57.0 嘉藤貴行【B-】

坂路単走。ラチ沿いを軽く気合いをつけながらほぼ均等なペースで駆けた。首の可動域が狭く、後脚の力強さにもの足りない。

2枠4番 グァンチャーレ 牡3 57.0 松岡正海【B+】

坂路単走。ほぼ馬なりで弾むような手ごたえ、徐々にペースを上げながら鞍上の矯正にこたえてまっすぐに坂を駆け上がる好内容。首の動きは小さいものの、脚さばきは軽快で好調そう。

3枠5番 ダノンメジャー 牡3 57.0 小牧太【B-】

坂路併せ。頭を低く保ち、回転力のある前脚で2馬身先着。頭の位置の安定性は低い一方、推進力を生む後脚の動きが極めて安定している。この安定した後脚の動きを硬いと見るかどうかで評価は分かれるだろう。私は硬いと見る。

3枠6番 ポルトドートウィユ 牡3 57.0 武豊【B-】

坂路併せ。クビ差程度リードして坂を上ってきたが、最後に脚が上がり、差されてアタマ差遅れ。前脚の掻き込みは良いが、後脚の推進力に乏しい。

4枠7番 レーヴミストラル 牡3 57.0 川田将雅【B+】

CW併せ。ラチ一杯を行く相手に、若干ショートカットして直線へ。並ぶ間もなく馬なりで抜き去り、1馬身先着。ゴール前でゆるめたが、馬体の張りはすばらしい。

4枠8番 ベルラップ 牡3 57.0 三浦皇成【B】

坂路併せ。相手をまた区眼中に入れずにステッキを入れて追われ、1馬身先着。頭がほんの少し右を向いていることと、体が薄く映ることを除けば、フォームは安定しており、脚元に力強さもある。坂もまっすぐに上った。


5枠9番 コスモナインボール 牡3 57.0 柴田大知【C】

W単走。のんびり歩いた。ほかできちんと追っているのかもしれないが、あまりにも軽い内容。

5枠10番 ミュゼエイリアン 牡3 57.0 横山典弘【B】

W併せ。直線に入ってすぐに並ぶと、馬なりのまま伸びて2馬身先着。首を大きく使った全身の連動は良く、前脚の可動域は広い。一方、トモから脾腹にかけての雰囲気が寂しい。

6枠11番 サトノクラウン 牡3 57.0 ルメール【B+】

W3頭併せの中。カーブから頭1つ抜けたポジションを取り、そのまま押し切った。外の馬は大きく離したが、内の馬には半馬身差つけたものをゴール地点ではアタマ差まで差し返され、心配したが、ゴール後にようやく手綱を若干ゆるめて伸び、1馬身以上の差をつけた。首の使い方は上手で、きれいな全身運動ができている。

6枠12番 アダムスブリッジ 牡3 57.0 和田竜二【B】

坂路併せ。ラチ沿いをテンポ良く駆けてきて、最後に追って半馬身先着。ダイナミックさには欠けるものの、フォームの安定性は良い。

7枠13番 リアルスティール 牡3 57.0 福永祐一【A】

坂路併せ。前半はふらふらしていたが、軽い合図で一変。ぐいぐい伸びて軽く2馬身離した。1週前追いで最もよく見えた馬がこの馬。今週だけを見るとB+でもいいのかもしれないが、最後の伸びを評価する。

7枠14番 ドゥラメンテ 牡3 57.0 デムーロ【A】

W3頭併せの中。ほぼ並んで直線に入り、馬なり抑えめのまま外に1馬身、内にアタマ差先着。ゴールを過ぎてからはさらに伸びて突き放した。発汗量が多いのは気になるが、動きは申し分ない。1週前と合わせてA評価したい。

7枠15番 ミュゼスルタン 牡3 57.0 柴田善臣【B】

W併せ。1馬身前を行かせた相手を馬なりのまま抜き去り、4分の3馬身先着。馬体は丸みを帯びており、トモの雰囲気も最高。ただ、この馬は直線で何度か手前を変えるなど、遊びながら走っているためB評価とする。まともに走れば怖い1頭だ。

8枠16番 スピリッツミノル 牡3 57.0 酒井学【B】

CW併せ。カーブから直線にかけては、一完歩ごとにフォームの変わる走りだったが、尻ステッキが入って強く追われてからは頭を低く保って伸び、半馬身先着。首が太く、体はゴツゴツ。見栄えはせずキレる脚もなさそうだが、長くいい脚を使う。

8枠17番 キタサンブラック 牡3 57.0 北村宏司【B+】

CW併せ。ラチ一杯を深く入り、直線はいつも通り馬格を生かした走りで馬なりのまま1馬身先着。スケール感がある。2400だと少し長そうな馬体だが、追い切りは良い。

8枠18番 タガノエスプレッソ 牡3 57.0 菱田裕二【B】

CW3頭併せの中。外の馬は遅れたので問題外。1馬身前を行く内の馬を馬なりで難なく抜き去り、そこで気合いをつけステッキを抜くと、さらに加速。2馬身ほど先着した。体は小さく見え、トモはゆるく映るが、内容は良い。

1週前追い切り評価へ
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目黒記念
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