【枠順確定】天皇賞・春(GI)追い切り評価最終版-2015年5月3日京都芝3200定量

2015年5月1日金曜日

1枠1番 ゴールドシップ 牡6 58.0 横山典弘
【B-】坂路併せ。頭が高いのも、首を左右に向けて上下に動かさないのもいつもどおりだが、今回はひどい。褒められるのは舌を出していないことだけで、前走時より内容は落ちる。

1枠2番 カレンミロティック セ7 58.0 蛯名正義
【B+】坂路単走。藤懸騎手がまたがって見せムチと数回の強い尻ステッキを入れてハードに追われた。最後はゆるんだが、それは前半から追われ続けたためで、負荷は相当なもの。バランス良いフォームで走ることよりも、闘争心を引き出すことに主眼を置いた調教という意味では良い内容だ。藤懸騎手はレースでもこういう追い方すればかっこいいのに。

2枠3番 ネオブラックダイヤ 牡7 58.0 秋山真一
【B】W併せ。カーブで相手に馬体をぶつけていく闘争心を見せ、直線に向くとすぐに抜けだし、馬なりのまま1馬身先着。直線で弾けるのかと期待したが、それはなく、走りはゆったり。外を通っているのでタイム以上に動けている。

2枠4番 ラストインパクト 牡5 58.0 川田将雅
【B+】CW単走。1週前より軽い内容で、途中舌を出すシーンも見られたが、バランスの良いフォームで駆けられている。鞍上がステッキを抜いただけで動きがキビキビしたのも良く、毛ヅヤもピカピカ。評価はB+だが、1週前と合わせるとAだ。

3枠5番 タマモベストプレイ 牡5 58.0 津村明秀
【B+】坂路単走。ダイナミックな脚元で、強めに追われながら一定のリズムを刻めた。四肢の可動域は広く、首の使い方も良い。

3枠6番 ホッコーブレーヴ 牡7 58.0 幸英明
【B+】ポリトラック単走。躍動感があり、四肢の可動域は広い。首も上手に使えていて、手ごたえは抜群。繋もきれいに返っている。

4枠7番 トーセンアルニカ 牝5 56.0 池添謙一
【B】W併せ。直線に入ったところですでに1馬身程度の差。舌を出したまま馬なりで、内から迫る相手に並ばせず、最後はクビ差先着した。内容からすると、思い切って逃げるのかもしれない。

4枠8番 スズカデヴィアス 牡4 58.0 藤岡佑介
【B】坂路単走。ラチ側をまっすぐに駆けてきたが、ゴールに近づくにつれて頭が右を向き、ラチ側へと流れてしまった。脚元は軽やかで、前半の首の使い方はきれいだが。




5枠9番 クリールカイザー 牡6 58.0 田辺裕信
【B】W併せ。馬なりの相手に内から並び、半馬身差をつけてゴール。見えにくい角度だが、少なくとも前脚の可動域は広い。ただ、かなり軽い内容だ。

5枠10番 ラブリーデイ 牡5 58.0 ルメール
【B】坂路併せ。馬なりでゆったりと入り、最後だけ加速し、アタマ差程度先着した。頭は高いが、フォームの安定感はある。順調に来ている。

6枠11番 フーラブライド 牝6 56.0 酒井学
【C】CW単走。軽く肩ステッキを入れたが、ほぼ馬なり。首の使い方がダイナミックではなく、肩の出がいまいちで四肢の可動域が物足りない。

6枠12番 デニムアンドルビー 牝5 56.0 浜中俊
【A】CW6~7頭併せの中のような状態から、3頭併せの中、併せの外、という変遷で、最後は同入。じっと手綱を絞った中、常に好気配を漂わせながら最後までがまんした。頭は低く、四肢の可動域も広い。後ろから一辺倒なので展開をどう考えるかは置くとして、追い切り評価は文句なし。

7枠13番 キズナ 牡5 58.0 武豊
【C】坂路単走。首で刻むリズムが一定でなく、首の使い方もぶれる。四肢の躍動感にも乏しい。骨折からの復帰後、坂路を見たのはおそらく始めてなので比較はできないが、動きは良くない。1週前と合わせても、プラス要素はない。

7枠14番 フェイムゲーム 牡5 58.0 北村宏司
【C】W3頭併せの内。前に2頭を並べ、ゴールまで抜けず、1馬身遅れ。ゴールしてから交わすところまでやったが、反応は鈍く、遅い。

8枠15番 サウンズオブアース 牡4 58.0 内田博幸
【B+】CW併せ。直線に入ってから頭を横に向け、まともに動かなかったが、相手が追い出し、それに併せて内田騎手が合図をすると一変。フォームはゆったりと見えるが、手ごたえ良く伸び、1馬身差をつけた。体も大きく映る。

8枠16番 ウインバリアシオン 牡7 58.0 福永祐一
【B-】坂路単走。前膝から繋にかけてのやわらかさが目を引く。後脚も、飛節は若干硬めとはいえ、繋はきれいに返っている。途中に鞍上が手綱をゆるめ、合図を送るがそこから伸びず、優しい肩ステッキを入れても脚色を取り戻せなかったことは気になる。徐々に右へよれたのもマイナス。

8枠17番 アドマイヤデウス 牡4 58.0 岩田康誠
【B+】坂路単走。ゆったりと伸びやかなフォームで、きれいに坂を駆け上がってきた。前半、体の角度が進行方向に対して垂直でなかったが、途中で雰囲気ががらりと変わった。前脚の回転力、後脚の推進力を感じられ、前脚と後脚の着地点が同一ライン上にはまるのも良い。


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