宝塚記念の反省と全着順-2015年6月28日のレース

2015年6月28日日曜日

1着【B:6人気】16番 ラブリーデイ 2:14.4
2着【B-:10人気】6番 デニムアンドルビー 2:14.4
3着【B:11人気】1番 ショウナンパンドラ 2:14.6
4着【B+:7人気】14番 トーホウジャッカル 2:14.7
5着【A:3人気】11番 ヌーヴォレコルト 2:14.7
6着【B+:8人気】8番 ディアデラマドレ 2:14.7
7着【A:12人気】12番 レッドデイヴィス 2:14.8
8着【A:2人気】13番 ラキシス 2:14.8
9着【B-:13人気】3番 ネオブラックダイヤ 2:14.9
10着【B:16人気】9番 トウシンモンステラ 2:15.1
11着【C:4人気】7番 ワンアンドオンリー 2:15.1
12着【C:9人気】2番 トーセンスターダム 2:15.2
13着【B-:5人気】5番 カレンミロティック 2:15.4
14着【C:15人気】10番 オーシャンブルー 2:15.5
15着【B-:1人気】15番 ゴールドシップ 2:15.6
16着【C:14人気】4番 アドマイヤスピカ 2:15.7

断然の1番人気、3連覇を目指したゴールドシップの大出遅れでスタートしたレース、レッドデイヴィスの作り出したスローの流れを2番手で折り合ったラブリーデイが抜け出し、デニムアンドルビーの猛追を凌ぎきった。川田騎手はGI2連勝。

追い切り評価は、面白いものになった。B-以下の評価をつけた馬の中から、デニムアンドルビーが2着に入ったが、残りはすべて9着以下。一方、A評価3頭は馬券に絡まなかった。レッドデイヴィスにまたがった松若騎手はGI初騎乗。見せ場たっぷりに古馬GIではありえないスローペースを演出した。人気はなかったが、追い切りはすばらしかった。所属若手ジョッキーの初GIのために、厩舎が一丸となって馬を仕上げたのだろう。惜しくも掲示板を外したとはいえ、今回の騎乗は、その思いに十分こたえられたものであった。そして、これだけスタッフからサポートしてもらえるということは、彼の人柄も良いと見ていい。これからも、チャンスはあるはずだ。

ヌーヴォレコルトは、マイナス6キロと好走時の馬体重に戻してきた。岩田騎手にしては珍しく積極性に欠ける騎乗だったが、裏を返せば馬の能力を信じたためのものだろう。追い切りは良かったが、馬が思ったほど動かず。今回の敗因は、よくわからない。コメントを待ちたい。ラキシスは、道中の位置取りが後ろ過ぎた。前走の馬体重がプラス10キロで、今回もプラス10キロ。合計20キロ増えているのは明らかに不安要素になる。ただ、パドックで太さは感じられず、最後は伸びたので、馬体重だけを敗因とすることもできないような気もする。

パドックで最も良く見えたのは、ディアデラマドレ。続いてカレンミロティック、ラブリーデイ。ディアデラマドレは、たいてい最速の上がり3Fで突っ込んでくる馬で、今回デニムアンドルビーの鬼脚には及ばなかったが、終いは伸びた。そして、いつも同じように負ける。切れる脚はあるのに追い出しのタイミングが悪く、コース取りも悪い。あまり騎手を批判したくないのだが、同じ失敗を繰り返す以上、騎手の責任と言わざるをえない。乗り替わりを期待したい。

カレンミロティックは、追い切りは悪く、陣営のコメントも弱気。ただ、紙名を忘れてしまったのだがスポーツ紙に、「最終追いで騎手が騎乗し、舌を出していなければ走るかも」という関係者コメントがあり、実際にそういう追い切りになった。というわけで、最終版にはその情報を追加しておいた。結果は13着で、陣営の不安は的中したことになる。パドックは外を回って馬体を大きく見せていたのだが。

ラブリーデイは、2人引きで頭を低く保ちながら、力強い踏み込み。入れ込みまでいかない適度な気合いを見せ、状態と追い切り内容、そして何より鞍上が良い。今回は6番人気なので馬連総流し、相手AとB+評価をワイドでも押さえておいた。そのため、単勝に加えて馬連もワイド(ショウナンパンドラは1週前追いでA)も万馬券を取ることができた。最後に、デニムアンドルビーの追い切りを見直してみた。合わせたディアデラマドレより良くは見えなかったが、評価できるポイントはあった。せめてBをつけていればよかった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/06/TakarazukaKinen.html

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