朝日杯セントライト記念の反省と全着順-2015年9月21日のレース

2015年9月21日月曜日

1着【B:6人気】13番 キタサンブラック 2:13.8
2着【映像なし:9人気】4番 ミュゼエイリアン 2:13.9
3着【B:10人気】2番 ジュンツバサ 2:13.9
4着【B-:14人気】1番 ウイングチップ 2:13.9
5着【B:3人気】3番 ベルーフ 2:14.0
6着【A:5人気】10番 タンタアレグリア 2:14.0
7着【A:1人気】6番 サトノラーゼン 2:14.1
8着【B:7人気】8番 レッドライジェル 2:14.1
9着【映像なし:12人気】14番 グリュイエール 2:14.1
10着【B:2人気】12番 ブライトエンブレム 2:14.2
11着【C:15人気】9番 タケルラムセス 2:14.3
12着【映像なし:13人気】15番 ブランドベルグ 2:14.5
13着【B:8人気】7番 ミュゼゴースト 2:14.6
14着【B-:11人気】11番 スモークフリー 2:14.6
15着【B:4人気】5番 ロッカフェスタ 2:14.7


A評価2頭、B+評価なし、ほとんどがB評価になった。AがあるのにB+がないケースは初めてかもしれない。

レースは、逃げたミュゼエイリアンがかなりのスローペースを作り出した。2番手のキタサンブラックは、ペースがスローになればなるほどおいしい馬なので、抜きに行くことはない。勝手に抜きに行くような頭の悪い馬ではなく、鞍上の北村宏司騎手の指示どおりに最良のポジションを取った。結果は前残り。ほぼ道中の隊列どおりの順位になった。ミュゼエイリアンが残れたわけで、最後は脚色がほぼ一緒になる不思議なゴール前の攻防だった。

スローペースのせいだろう、勝ちタイムの2分13秒8は平凡だ。この条件のレース数は少なく、ほかと比べてどうこう言いにくいが、過去と比較することはできる。この10年、中山芝2200で行われたセントライト記念の1~3着で、かつ勝ち馬のタイムが2分12秒を切れなかった場合、菊花賞で馬券圏内に入ったのは、2007年ロックドゥカンプ(1番人気3着)と2009年フォゲッタブル(7番人気2着)のみ。両年は2分12秒0が勝ち時計であった。それより遅かったのは2006年、2008年、2013年の3回。該当する3年は、馬券に絡むどころか、2008年のマイネルチャールズ(2番人気5着)が掲示板に載っただけである。

データからすると、菊花賞で買える馬はいないことになるのだが、レースレベルが低かったのか、と聞かれるとよくわからない。展開がスローになっただけで、能力を生かしきれなかった馬もいるだろう。個人的には、追い切りが最も良く、パドックも美しかったタンタアレグリアに期待していたが、6着まで。パドックで次に良く見えたのはブライトエンブレム。しかし、差し馬には厳しい流れだった。川田騎手のベルーフは、好位につけたが最後に伸びられなかった。

今日の川田騎手はわずか2鞍。中山10Rを1番人気で勝ち、いつもの単勝馬券はきれいに回収できた。3日間開催のこの週末は、合計6勝とまずまずの成績だ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/09/StLiteKinen.html

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