マイルチャンピオンシップの反省と全着順-2015年11月22日のレース

2015年11月23日月曜日

1着【B-:4人気】16番 モーリス 1:32.8
2着【B+:2人気】10番 フィエロ 1:33.0
3着【B+:1人気】5番 イスラボニータ 1:33.0
4着【B-:3人気】8番 サトノアラジン 1:33.0
5着【B-:5人気】7番 アルビアーノ 1:33.1
6着【B+:10人気】3番 レッツゴードンキ 1:33.3
7着【C:9人気】14番 トーセンスターダム 1:33.3
8着【B:17人気】13番 リアルインパクト 1:33.3
9着【A:8人気】17番 ロゴタイプ 1:33.4
10着【B-:7人気】15番 ダノンシャーク 1:33.5
11着【C:18人気】6番 アルマワイオリ 1:33.5
12着【B-:14人気】18番 クラリティスカイ 1:33.6
13着【B:13人気】11番 カレンブラックヒル 1:33.7
14着【B+:6人気】1番 ヴァンセンヌ 1:33.8
15着【B-:15人気】12番 レッドリヴェール 1:33.9
16着【B:12人気】2番 ケイアイエレガント 1:33.9
17着【A:11人気】4番 ダイワマッジョーレ 1:34.0
18着【B-:16人気】9番 レッドアリオン 1:34.2


A評価2頭、B+評価4頭。ただ、モーリスとダノンシャークは1週前にB+評価していたのでインフレ気味。一方、マイナス評価も多い。プラスとマイナスが逆転した馬もいて、モーリスとダノンシャークは最終B-で、1週前流しただけのイスラボニータは最終B+。検討のポイントは、休み明けで8枠を引いた能力上位のモーリスと、ここのところ追い切りもレース内容も良いロゴタイプをどう扱うか、であった。個人的に、モーリスは川田騎手を乗らせてくれないので買いたくなかった。いちおう押さえはしたが、軸はヴァンセンヌにした。結局川田騎手と運命を共にするいつもどおりの結果になった。

パドック評価は、結果を知ってからレーシングビューアーで確認したので、予断が入ってるかもしれないが、いちおう書いておく。モーリスは、1頭抜けていた。ヨダレを垂らしていて、体もゆるく映るのだが、動きがとてもやわらかい。後脚がスムースに動き、歩様からクッションの良さを感じさせてくれる。ヴァンセンヌはいつもどおり良かった。パドックの外を、首をキビキビと動かしながらバランス良く歩く。パドックだけで切りたい馬はおらず、さすがにGIのパドックである。

レースは、3枠両頭が若干の出遅れ。ケイアイエレガントが強引に先頭を奪うという大方の予想は外れ、ハナを奪ったのはレッツゴードンキ。続いてクラリティスカイ。離れて外からトーセンスターダム。ロゴタイプは折り合いを欠いてしまった。直線。レッツゴードンキは残り200メートルまで先頭を保つが、リードはそこでほぼなくなる。外目からモーリスが早めに先頭に立ち、内のフィエロ、最内のイスラボニータ、外のサトノアラジンの追撃を振り切った。強かった。

勝ち時計は1分32秒8。タイムはGIならごく普通だが、モーリスは休養あけのぶっつけ本番であり、最高の状態とは言えない中で強い勝ち方をした。掲示板は1~5番人気の馬で占められ、6番人気のヴァンセンヌは14着に沈んだ。川田騎手は春の天皇賞でやったラストインパクトと同じ乗り方をすると予想していたのだが、大外に振った。そのロスを考えると上がり33秒3は最速イスラボニータの33.0と変わらない。モーリスには届かなかったかもしれないが、腹をくくって最後方まで下げたのだから、リスクを承知の上で内を突いてほしかった。まあ、最終レースで8番人気の馬を見事な騎乗で勝たせてくれたので、すべての単勝馬券を買う信奉者としては、“川田ポートフォリオ”をプラスで終えることができた。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/11/MileChampionship.html

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