カペラステークスの反省と全着順-2015年12月13日のレース

2015年12月16日水曜日

1着【B:3人気】14番 キクノストーム 1:09.7
2着【映像なし:4人気】13番 カジキ 1:09.7
3着【B-:6人気】12番 マルカフリート 1:09.8
4着【B+:7人気】9番 アドマイヤサガス 1:09.9
5着【映像なし:8人気】1番 トキノゲンジ 1:09.9
6着【B:13人気】15番 ミリオンヴォルツ 1:09.9
7着【B:5人気】11番 シゲルカガ 1:10.0
8着【B-:1人気】4番 エイシンヴァラー 1:10.0
9着【映像なし:9人気】16番 サトノタイガー 1:10.0
10着【A:11人気】8番 タイセイファントム 1:10.0
11着【B+:2人気】7番 サウンドガガ 1:10.2
12着【B:14人気】2番 キョウエイアシュラ 1:10.3
13着【映像なし:15人気】6番 カーティスバローズ 1:10.6
14着【B:10人気】3番 デルマヌラリヒョン 1:10.7
15着【映像なし:12人気】10番 エーシントップ 1:11.2
16着【B-:16人気】5番 サクラアドニス 1:11.8

A評価1頭、B+評価2頭。映像がアップされていない馬が5頭居て、マイナス評価は3頭。1番人気のエイシンヴァラーをマイナス評価できたのは良かったのだが、結果はB→映像なし→B-。カジキの追い切りタイムは良く、日刊ゲンダイも高評価だった。どうしてこういう馬の映像を配信してくれないのか。



パドックの前に、馬体重発表。B+評価のサウンドガガはマイナス20キロ、A評価のタイセイファントムがマイナス10キロ。タイセイファントムは絞れて良いのだが、サウンドガガは減りすぎだ。それを頭に置いて、阪神競馬場のターフビジョンでパドックを眺めた。最も良く見えたのはトキノゲンジ。体は小さく映るがキビキビとした動きで、テンポ良く歩けていた。結果は5着だった。サウンドガガは心配ないと見た。外を回って好気配だと感じた。しかし11着。その後ろにプラス評価組が並ぶ。タイセイファントムもアドマイヤサガスも問題ない。結果は前者が10着、後者は4着にがんばった。上位に入った組では、マルカフリートは極めて良かった。これはパドックで拾えるレベルだ。一方、キクノストームはバランス良く歩けているが尻の汗が微妙で、最後まで見て垂れていたら買えないな、という雰囲気。カジキは、馬体の張りは良いのだが、短距離戦なのに物見をしていて、気配がいまいちだった。1番人気のエイシンヴァラーは、追い切りほど悪く見えなかったが、拾えるほど良いとは感じなかった。

レース。スタートはマルカフリートが若干遅れたことを除けば各馬そろった。そこからサウンドガガが先頭へ。隣のエーシントップが内から競りかけてくる。そのせいでペースを上げ、3馬身ほど離してハナに立ったことが、サウンドガガの失速の原因だろう。直線でもサウンドガガはリードを保つ。エーシントップは入り口で失速。最大後ろに4馬身の差をつけて逃げたが、残り200メートルでカジキにとらえられる。サウンドガガはがんばったが、ここで終了。最後に差しの展開になり、大外から飛んできたキクノストームが差しきった。

勝ち時計の1.09.7は、重馬場を考えるとそれほど優秀とはいえない。ただ、前の残りやすい中山ダート1200で差しの展開になり、かなり外を回ったキクノストームがマークした時計と考えると、平均レベルにはあるだろう。今回は展開に左右されたレースで、1,2着馬は抜けていたものの、その後は混戦。タイムを見てわかるとおり、3着から10着までが0.2秒差以内だ。3着にはどれが来てもおかしくなかった。サウンドガガも、初めに脚を使わされすぎたための失速で、直線はよく粘れていた。最も上手に立ち回ったのは、カジキの柴田善騎手。道中のコース取りから追い出しのタイミングなどは、見ていて気分のいいものだった。最後は外から差されてしまったので、抜け出すのが早いと言われるかもしれないが、それは結果論だろう。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2015/12/CapellaStakes.html

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