阪神カップの反省と全着順-2015年12月26日のレース

2015年12月29日火曜日

1着【A:3人気】13番 ロサギガンティア 1:21.4
2着【B:5人気】15番 ダンスディレクター 1:21.4
3着【B:1人気】1番 ビッグアーサー 1:21.6
4着【C:8人気】6番 サンライズメジャー 1:21.9
5着【B:2人気】5番 ウリウリ 1:21.9
6着【B:16人気】3番 アフォード 1:21.9
7着【C:11人気】12番 アルマワイオリ 1:21.9
8着【B:10人気】2番 ダイワマッジョーレ 1:22.0
9着【B+:12人気】16番 マイネルアウラート 1:22.0
10着【B:9人気】14番 クラレント 1:22.2
11着【B-:14人気】11番 タガノブルグ 1:22.3
12着【B:17人気】10番 メイショウツガル 1:22.5
13着【B+:15人気】9番 メイショウライナー 1:22.5
14着【B:13人気】17番 スマートオリオン 1:22.6
15着【A:4人気】8番 ダノンシャーク 1:22.7
16着【B+:6人気】4番 テイエムタイホー 1:22.7
17着【B-:7人気】7番 アクティブミノル 1:22.7

A評価2頭、B+評価3頭。A評価のロサギガンティアが勝って格好はつけられたものの、高評価5頭のうち8着以内に入ったのは勝ち馬のみだった。C評価サンライズメジャーが4着。この馬は「今回はいつもどおり軽め」との調教師コメントがあった。今後も追い切りは軽めで来そうなので、注意が必要だ。


パドックで最も良く見えたのは、テイエムタイホーだった。踏み込みに力強さがあり、気合い十分。結果はブービーだった。続いてスマートオリオン。まっすぐに歩みを進め、キビキビとした動き。結果は14着だった。A評価2頭からは、ロサギガンティアがきれいな落ち着きを見せていた。ダノンシャークは2人引きで気合いは感じられたが、そこまで良くは見えなかった。ビッグアーサーは、落ち着きと言えばいいのかもしれないが、気配がなかった。結果は3着。強烈な勝ちっぷりでオープン入りしたころは、とてつもない馬が現れたと見ていたのだが、重賞に入るとこんなものなのか、疲れが出ただけなのか、今回調子が悪かったのか。判断は待ちたい。

レースは、そろったスタートからアクティブミノルがポンと出て2馬身リード。5頭ほど先行しようとしたが、一部は控えてテイエムタイホーとスマートオリオンが続いた。しかし、先行勢はアクティブミノルに競りかけることはなく、前半3Fを34.8のスローペースに落とすことに成功した、ように見えた。しかし、実はこのレース、スローではない。後述する。控えたビッグアーサーはその後ろで折り合った。サンライズメジャー、ロサギガンティアもその一団だ。直線、前を防ぐ馬のいないロサギガンティアが、まっすぐに追い出して伸びる。ビッグアーサーは内で包まれかけたが、抜け出してからはスムース。外からダンスティレクターが突っ込んでくる。最後は外からダンスディレクターが前に出て差しきるかに見えたが、ロサギガンティアが二の脚で差し返した。ビッグアーサーは思いの外伸びず、3着まで。4着は激戦になったが、3着以内とは差があった。

1:21.4の勝ち時計は、遅い。2006年からの過去9年で下から2番目タイだ。今回ペースはスローで、本来前に行った馬が有利なレースのはずだ。ただ、前の3頭がそろって沈んだのは、能力が低いわけではなく、妙なペース配分が災いしたのかもしれない。アクティブミノルの前半3Fのラップは、前から12.5、11.1、11.2。出てすぐにポジションを取ってから高速に逃げたことになる。4F目に多少落としたとはいえ、11.8だった。先行勢はこのペースで走る厳しい流れになった。一方、2F目で控えた上位勢は、そこでしっかり息を入れることができた。その差が最後の直線に出た可能性がある。とはいえ、レースレベルが高くないことは確か。勝ったロサギガンティアが最後に見せた勝負根性は賞賛できる内容ではあったが。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/12/HanshinCup.html

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