2着【B+:10人気】13番 ウインファビラス 1:34.8
3着【B:3人気】11番 ブランボヌール 1:35.0
4着【B+:9人気】10番 ペプチドサプル 1:35.1
5着【B-:4人気】9番 アットザシーサイド 1:35.1
6着【B+:15人気】5番 ペルソナリテ 1:35.2
7着【B+:2人気】17番 デンコウアンジュ 1:35.4
8着【B:7人気】7番 クロコスミア 1:35.4
9着【B-:6人気】1番 アドマイヤリード 1:35.5
10着【B-:5人気】15番 キャンディバローズ 1:35.5
11着【B:14人気】8番 メジャータイフーン 1:35.6
12着【B:11人気】6番 メイショウスイヅキ 1:35.6
13着【B+:8人気】4番 クードラパン 1:36.8
14着【B-:12人気】18番 メジェルダ 1:36.8
15着【B-:13人気】12番 ウインミレーユ 1:36.8
16着【C:16人気】14番 ジェントルハート 1:37.2
17着【B:17人気】3番 マシェリガール 1:39.3
18着【C:18人気】16番 キリシマオジョウ 1:43.0
A評価なし、B+評価6頭。ただ、1週前にペプチドサプルにA評価を打っていたので、心の本命はこの馬だった。B+評価も、2週連続で動いたメジャーエンブレム、デンコウアンジュ、ウインファビラスを重く見た。川田騎手のデンコウアンジュは、直線半ばで失速したが、今回は4頭BOXを買っていた。1,2着は決まったのだが、3着が惜しかった。ペプチドサプルがわずかに及ばず。3連複万馬券は崩れ去ってしまった。
パドックは、競馬場でゆっくりと眺められた。最も良く見えたのは、メジャーエンブレムだった。1頭抜けていた。馬格もあり、動きがやわらかい。これは抜けた1番人気だけのことはあるな、という雰囲気だった。高評価4頭の中からは、ペプチドサプルが良かった。トモに張りがあり、毛ヅヤも美しく、踏み込みも良い。一方、デンコウアンジュとウインファビラスはごく普通。マイナスはないけれど、プラスでもない気配だ。そのほか、パドックで良く見えたのは、クードラパン、メイショウスイヅキ、メジャータイフーン。この3頭は拾ったのだが、仲良く11~13着に沈んだ。そんなものである。
レースは、メジャーエンブレムが好スタート。ハナに行ってしまいそうになったが外枠からキリシマオジョウが出てきた。キリシマオジョウは3コーナーあたりで先頭に。メジャーエンブレムにとっては、前に壁を作れる最高の展開だ。さらに8枠からは、メジェルダも出てきて、デンコウアンジュも前へ。やはり外枠はコースロスが大きい。4コーナー手前でキリシマオジョウが失速。外からメジェルダがメジャーエンブレムに並びかけて直線へ向いた。メジャーエンブレムが追い出しすと、メジェルダは失速。代わりにキャンディバローズとデンコウアンジュが伸びてくる。しかし、坂に入ると2頭は止まった。代わりにウインファビラスが伸びる。メジャーエンブレムはまだ脚がある。鞍上の手は動いているが、十分な余裕を保ってゴールした。最後にブランボヌールとペプチドサプル、アットザシーサイドが伸びてきたが、掲示板まで。メジャーエンブレムの圧勝だった。
勝ち時計の1:34.5は、そこまで速くない。メジャーエンブレムがどれほどの名馬に成長できるか、過去と比較してみると、2006年のウオッカは1:33.1、2008年のブエナビスタは1:35.2、2009年のアパパネは1:34.9。後にダービーを勝つウォッカは別として、問題のないタイムであることがわかる。勝ち方は、強かった。ゲートの出が少々悪くても、前に壁を作りやすくなるだけで、余裕で運べただろう。このメンバーなら、何度走っても、メジャーエンブレムが勝つ。それくらい、パドックから抜けていた。今後、別路線組や未デビュー組も加わる桜花賞戦線において、現時点の主役がこの馬であることは、衆目の一致するところだろう。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/12/HanshinJuvenileFillies.html
メジャーエンブレムは1番人気で追い切りも動き、パドックでも最も良く見えた。
ウインファビラス。パドックではそこまで良く見えなかったものの、好内容の2着にがんばった。
フランボヌール。2人引きで好気配だったが、軽視してしまった。
ペプチドサプル。パドックも良く見せていた。残念な4着だった。
パドックで好気配のメイショウスイヅキ。穴人気していたようだが。
おまけ。デンコウアンジュと川田騎手。
GIにしてはそれほど入っていなかったとはいえ、さすがにパドックは盛況だった。