ジャパンカップの反省と全着順-2015年11月29日のレース

2015年12月1日火曜日

1着【B+:4人気】15番 ショウナンパンドラ 2:24.7
2着【B+:7人気】6番 ラストインパクト 2:24.7
3着【B:1人気】1番 ラブリーデイ 2:24.8
4着【C:17人気】4番 ジャングルクルーズ 2:25.0
5着【A:5人気】10番 サウンズオブアース 2:25.0
6着【C:6人気】8番 イラプト 2:25.0
7着【B:13人気】3番 ワンアンドオンリー 2:25.0
8着【B+:3人気】11番 ミッキークイーン 2:25.0
9着【B:18人気】9番 ダービーフィズ 2:25.1
10着【B+:2人気】12番 ゴールドシップ 2:25.1
11着【C:9人気】18番 ナイトフラワー 2:25.2
12着【映像なし:15人気】7番 ショウナンバッハ 2:25.2
13着【C:14人気】13番 ヒットザターゲット 2:25.3
14着【B:11人気】2番 トリップトゥパリス 2:25.3
15着【B:16人気】16番 カレンミロティック 2:25.3
16着【B+:10人気】17番 アドマイヤデウス 2:25.9
17着【B-:12人気】5番 ペルーサ 2:26.1
18着【C:8人気】14番 イトウ 2:29.1

A評価1頭、B+評価5頭。1番人気のラブリーデイとB+2頭で決まったので、ある程度参考にはなったかもしれない。個人的な馬券は川田騎手のラブリーデイからなので取れなかったが、まあ満足のいくレースになった。



パドックで最も良く見えたのは、カレンミロティックだった。後脚の可動域が大きく、やわらかさがあり、背中も安定していた。あのペースで逃げたらとても勝てない。続いてショウナンパンドラ。追い切りの落鉄で心配していたが、全く問題なく前走の状態をキープ。前走は十分に勝てたレースだったことを考えると今回も買える。デキ落ちを心配していたラブリーデイも悪くなかった。一方、追い切り良かったサウンズオブアースは、いつもパドックを良く見せてくれるのだが、今回はそれほど抜群でもなかった。ゴールドシップは1頭離れて最後尾を歩く。落ち着いてはいて、1頭ポツンと離れていたわけではなく、ラブリーデイの少し前を歩いていた。ただ、グリグリの1番人気で惨敗したAJCCのパドックを思い出してしまった。なんだったのだろう、あの気配は。もう1頭。ワンアンドオンリーは良かった。ここのところ追い切りもきれいに動くようになっているので、何かがかみ合えば復活できるかもしれない。外国馬はこのメンバーに入るとぜんぶ消しでいいと判断した。ベスト・ターンド・アウトはラブリーデイ。ダービーでもやっていたような気がするが、担当厩務員さんの励みにもなるだろうし、ファンも楽しめる試みなので、GIではぜんぶやってほしい。

レースは、きれいなスタートからカレンミロティックが先頭に。前半1000メートルを59秒3というハイペースで飛ばす。その後は12秒台中盤から後半のラップで息を整えながら、4コーナーまでは先頭をキープしたが、さすがに前半の無理なペースがたたったか。ある程度離れた2番手のアドマイヤデウス、その後ろのワンアンドオンリー、イトウ、イプラトも軒並み沈んだ。直線はヨーイドンというより消耗戦になった。早め先頭に立ったラブリーデイを、外からショウナンパンドラ、内からラストインパクトがとらえたところでゴール。その後ろは4着から15着まで0.3秒以内の大激戦になった。

勝ち時計の2:24.7は、前半のハイペースを考えるといまいちな気もする。ただ、このレースは中盤がゆっくり流れたため、全体のタイムとしてはこれくらいでいい。そもそも長距離のタイムは展開ひとつで変わるため、それほど重要ではなく、2006年ディープインパクトの勝ち時計は2:25.1である。勝ったショウナンパンドラは、本来天皇賞で勝っておかなければならない状態だった。追い出しが遅れて伸びないラインを通って4着に敗れたが、今回は運も味方した。2着のラストインパクトは、追い切りも良かったが、ムーア騎手のイン突きがきれいにはまった印象。ムーア騎手は9Rのオリエンタル賞、10Rのウェルカムステークスと連勝(9Rは同着)し、ラストインパクトはこの両レースの勝ち馬と同じライン上を走った。内側を通る方がコースロスはないわけで、馬場状態を見極めた上で伸びるラインを知り、そこをきちんと走らせる技術はすばらしい。ラブリーデイは早め先頭に立った。これは、この馬が勝つときの形なので、押し出された結果ではなく、川田騎手が勝ちに行くファースト・ペンギンになったのだろう。2400メートルは若干長いとの評価で、今回は追い切りもそこまで良くなかった。それでもここまでがんばれたわけで、能力の高さは十分に見せてくれた。ファンのひいき目ではなく、川田騎手の騎乗はすばらしかった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2015/11/JapanCup.html


さすがにJC。人があふれている。
こういう景色を見たことのある人は、“主催者発表人数”が眉唾だとすぐにわかる。

1着のショウナンパンドラ。いつもどおり外を周り、見栄えのする馬体だ。

2着のラストインパクト。毛ヅヤは良く、キビキビした動きだ。

3着のラブリーデイは、ベスト・ターンド・アウトを受賞。

最も良く見えたカレンミロティックは直線で沈んだ。



ワンアンドオンリーは決して悪くない。復活が待たれる。

このメンバーで4着に入ったジャングルクルーズ。府中の2400は走る。

人気の一角、ミッキークイーンはいまいちぱっとしなかった。

ゴールドシップもいいのか悪いのかよくわからないパドック。

ペルーサ。これがラストランになるのだろうか。



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