京阪杯の反省と全着順-2015年11月29日のレース

2015年12月1日火曜日

1着【B:4人気】2番 サトノルパン 1:07.4
2着【B:1人気】4番 ビッグアーサー 1:07.4
3着【B:5人気】9番 アースソニック 1:08.0
4着【B+:2人気】1番 ベルカント 1:08.1
5着【C:3人気】6番 エイシンブルズアイ 1:08.1
6着【B-:12人気】3番 ワキノブレイブ 1:08.3
7着【B:13人気】7番 アミカブルナンバー 1:08.3
8着【B+:8人気】10番 ウイングザムーン 1:08.4
9着【映像なし:7人気】13番 ベルルミエール 1:08.5
10着【B:9人気】14番 サドンストーム 1:08.7
11着【B+:6人気】15番 フミノムーン 1:08.7
12着【B-:14人気】11番 メイショウツガル 1:08.7
13着【A:11人気】5番 レンイングランド 1:08.9
14着【B-:10人気】12番 コパノリチャード 1:09.4
15着【B-:15人気】8番 スマートギア 1:09.7

A評価1頭、B+評価3頭。A評価のレンイングランドは馬柱を見ると買えそうにない。グリグリ1番人気のビッグアーサーは、追い切りの迫力からマイナス評価はできないが、内容からプラス評価もしづらいB評価。どう買えばいいのか難しいレースになった。



パドックは、府中から映像で確認。最も良く見えたのはサトノルパン。毛ヅヤが良く、後脚の踏み込みは深い。四肢の可動域も広く、背中が安定している。続いてアースソニック。毛ヅヤが良く、左右の動きのバランスが最高だ。ベルカントは冬毛がもこもこな一方、適度なイレ込みで、この馬の走るパターン。ビッグアーサーは、暴れ馬だった追い切りを感じさせない落ち着きを見せてくれた。馬体はごつごつしてパワフル。ダートも走りそうな体だ。ここでの能力ナンバーワンは疑いようがなく、1番人気でも買わざるをえない。B+評価の中では、ウイングザムーンとフミノムーンがいまいち。気になったのはエイシンブルズアイ。追い切りC評価だったので買い目には入れなかったが、5着にがんばった。という具合に、1~5番人気の馬が良く見えて、そのまま掲示板を独占した。しかし、パドックで悪く見えなかったレンイングランドを軸から外せず、馬券を取ることはできなかった。レンイングランドは13着だった。

レースは、ポンと出たベルカントが飛ばして前へ。サトノルパン、スマートギアが少々出遅れ、ベルルミエールが1馬身半ほど出遅れ。サトノルパンは行き脚がついてすぐに馬群に追いついた。皮肉なことに、サトノルパンはこの出遅れのおかげで、ベルカントのすぐ後ろの経済コースをきれいに追走することができた。直線。ベルカントがラチを頼ったところで、すぐ外からサトノルパンが抜け出す。その後ろからビッグアーサーが迫ったが、アタマ差及ばず。展開にも恵まれたサトノルパンがレースを制した。離れた3着に、外から伸びてきたアースソニック。4着にはベルカントが粘った。

勝ち時計は1:07.4。ベルカントがハイペースで引っ張ったこともあり、京阪杯が1200メートルで行われるようになった2006年以来、最速だ。勝ったサトノルパンは、経済コースを通り、直線もきれいに前が開いた結果で、展開に助けられた勝利だろう。ただ、和田騎手はゲートが上手で、滅多に出遅れない。今回はわざとゆっくり出したのかもしれない。タイムは文句なく、内枠できれいに運べばこれくらいの時計で走れる馬と評価していい。このレースで最も強かったのは、ビッグアーサーだ。最後は届かない位置から、馬群をさばいてアタマ差まで詰め寄った。今後の短距離戦線の主役はこの馬になるだろう。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2015/11/KeihanHai.html

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