ダイヤモンドステークスの反省と全着順-2016年2月20日のレース

2016年2月24日水曜日

1着【B:4人気】10番 トゥインクル 3:37.8
2着【B-:2人気】16番 フェイムゲーム 3:38.5
3着【B-:8人気】3番 ファタモルガーナ 3:39.3
4着【A:1人気】7番 タンタアレグリア 3:39.5
5着【B-:13人気】4番 マイネルメダリスト 3:40.7
6着【C:3人気】11番 モンドインテロ 3:40.8
7着【B+:11人気】1番 スピリッツミノル 3:41.1
8着【B:9人気】13番 ネオブラックダイヤ 3:41.2
9着【C:16人気】9番 サイモントルナーレ 3:41.3
10着【C:15人気】12番 ニューダイナスティ 3:42.1
11着【B:5人気】15番 カムフィー 3:43.0
12着【B-:14人気】6番 ゴッドフロアー 3:43.1
13着【B-:12人気】8番 エバーグリーン 3:43.1
14着【A:6人気】2番 ホッコーブレーヴ 3:44.9
15着【B-:7人気】5番 マドリードカフェ 3:45.6
16着【B-:10人気】14番 ペルーサ 3:46.6

A評価2頭、B+評価2頭。しかし稍重とはいえ雨が強く、厳しい馬場状態。力のある馬を重視しなければならないレースだ。このレースは追い切りが良く見えた馬が極端に少なく、B-が7頭、Cが3頭と、出走16頭中10頭がマイナス評価。結果は、B→B-→B-で決まってしまった。


パドックで最も良く見えたのはホッコーブレーヴだった。2人引きだが手綱はゆるく持ち、気合い満点。長距離戦なので、本来は静かに物見をしながら歩くような馬がいいのだが、ここまで良ければ自信を持って買える。しかし結果は惨敗だった。長距離戦という意味で良いのはタンタアレグリア。これくらいの気配がちょうどいい。惜しくも4着に敗れたが、自分のレースはできていた。勝ったトゥインクルのマイナス14キロは、前走増えすぎていたので良いマイナス。2着のフェイムゲームは右後肢の可動域が左後肢より明らかに広く、左回りとはいえあまり買いたくないバランスだった。中山や京都は走っているので、サウスポーというわけでもないはず。相当このレースに相性がいいのだろうか。

レースは、大きな出遅れはなく、ばらけたスタートからマドリードカフェが先頭へ。続いてゴッドフロアー。外からネオブラックダイヤが交わしてハナを奪った。秋山騎手はようやくまともにこの馬を走らせたが、時間は残酷だ。すでに絶好調時は終わりを告げていた。ペルーサも前へ行き、2番手へ。ヴェロン騎手はどうして首を上下動するのか。馬がやるから華麗な走りになるのであって、騎手は止まっている方が美しい。1周目のスタンド前から隊列は崩れず2周目3コーナーへ。外からトゥインクルが上がってきて、直線入り口で先頭に立った。そのまま差を広げてゴール。2着には外からフェイムゲーム。ファタモルガーナは鋭い脚で差してきたが、馬場の悪い内で止まってしまい3着。タンタアレグリアは思いのほか伸びず、4着に敗れた。

勝ち時計は3:37.8。東京の芝3400メートルで施行されるようになった2004年以来、稍重馬場は初めて。最も遅い時計であることは確かではあるが、かなり馬場が悪かったのでなんとも言えない。ただ、フェイムゲームとファタモルガーナは内の経済コースでじっとしていたのに対して、トゥインクルは2周目3コーナーから外をまくって圧勝したわけで、相当に強いレースをした。展開面では、フェイムゲームの三浦騎手が直線できれいに外へ持ち出し、荒れていないコースをまっすぐに走らせたことは高く評価できる。追い切りを見る限り調子は良いとは言えず、さらにトップハンデでこの内容なら、天皇賞春も同一コンビで臨むことになるのだろうか。そうなれば、三浦騎手は初GIのチャンスだろう。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/02/DiamondStakes.html

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