共同通信杯の反省と全着順-2016年2月14日のレース

2016年2月18日木曜日

1着【映像なし:6人気】4番 ディーマジェスティ 1:47.4
2着【B:5人気】9番 イモータル 1:47.6
3着【B+:3人気】6番 メートルダール 1:47.7
4着【A:4人気】2番 リスペクトアース 1:48.0
5着【B:9人気】7番 ファイアクリスタル 1:48.5
6着【B+:2人気】1番 スマートオーディン 1:48.7
7着【B-:7人気】8番 キングオブアームズ 1:48.8
8着【B-:8人気】3番 ピックミータッチ 1:48.9
9着【B+:1人気】10番 ハートレー 1:48.9
10着【B:10人気】5番 ダンディーアロー 1:52.2

A評価1頭、B+評価2頭。A評価のリスペクトアースはきれいに逃げて4着に粘ったが馬券に絡まなければ意味はない。B+評価の1番人気、ハートレーは沈み、メートルダールが3着に入った。1着は映像のなかったディーマジェスティ。この馬は映像をチェックできなかったとはいえ、追い切りタイムは極めて優秀だった。日刊ゲンダイによると、美浦のウッドチップコースで4F50.1→1F12.6。フレグモーネ明けだが、細菌感染は早期に治療してしまえば尾を引くこともなく、問題なく走れるはず。パドックではこの馬を中心に見ることにした。



パドックのディーマジェスティは、良かった。フレグモーネを発症した左後肢に何の問題もない。好馬体で、きれいな動きだった。A評価のリスペクトアースもゼッケン下に多少の発汗はあったが気にするほどでもなく、この2頭のどちらを軸にするか悩むことになった。基本的に2頭軸、馬連はリスペクトアースを軸にしてしまった。そのせいで馬券は外れた。メートルダールとイモータルは良く見えたので買い。一方、2番人気のスマートオーディンは切った。理由は、ボロ(馬糞)である。飛節あたりからボロがついている馬は体調を崩している可能性が高く、重賞では厳しい。この馬は今回負けたが、筋肉質な馬で、次回以降に見直したい。

レースは、そろったスタートからリスペクトアースがすんなり抜け出してハナへ。2番手にダンディアロー、外からイモータル、内からスマートオーディンが続く。ハートレーは股間に発汗が見られ、後ろから3頭目、最後方にメートルダールがつけた。前半3Fは35.8。3コーナー過ぎからハートレーとメートルダールが動き出して迎えた直線。坂に入ってイモータルがリスペクトアースに並んでいく。坂を上りきってイモータルが抜け出す。それを追ってディーマジェスティが伸びてきた。抜け出すディーマジェスティ。ハートレーをマークしていたメートルダールは終い伸びるも3着まで。ディーマジェスティの完勝になった。

勝ち時計の1:47.4は、稍重馬場を考えれば優秀だ。2013年にメイケイペガスターの記録した1:46.0が抜けた好タイムだが、その他はすべて1分47秒以下。昨年のリアルスティールは1:47.1、2014年のイスラボニータは1:48.1、2012年のゴールドシップは1:48.3だった。これらはすべて良馬場での記録である。勝ったディーマジェスティ、ハートレーをマークしたせいで追い出しの遅れたメートルダールは次回狙いたい。イモータルは、戸崎騎手の見事な騎乗で能力の高さを示した。ハートレーの敗因は、よくわからない。東京も稍重も経験があり、馬体重の変動もごくわずか。57キロがこたえたのか、横山典騎手と手が合わないのか。ホープフルSは内容もタイムも良かったのだが。




勝ったディーマジェスティ。すっすっと気分良さそうに歩いていた

2着のイモータル。気配が良く、馬体も大きく見せていた

3着のメートルダール。全身をやわらかく使えていた


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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/02/KyodoNewsServiceHai.html

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