エプソムカップの反省と全着順-2016年6月12日のレース

2016年6月14日火曜日

1着【A:1人気】18番 ルージュバック 1:46.2
2着【B+:3人気】16番 フルーキー 1:46.6
3着【B-:6人気】13番 マイネルミラノ 1:46.6
4着【B+:2人気】7番 ロジチャリス 1:46.7
5着【B:7人気】12番 レコンダイト 1:46.8
6着【B-:8人気】5番 ヒストリカル 1:46.8
7着【B:5人気】6番 アルバートドック 1:47.0
8着【B+:12人気】4番 サトノギャラント 1:47.1
9着【B:4人気】1番 ラングレー 1:47.1
10着【B:9人気】8番 エキストラエンド 1:47.1
11着【B:13人気】15番 ショウナンバッハ 1:47.2
12着【A:15人気】9番 アルマディヴァン 1:47.3
13着【映像なし:17人気】11番 メイショウヤタロウ 1:47.4
14着【映像なし:18人気】10番 エックスマーク 1:47.4
15着【B:10人気】17番 ダービーフィズ 1:47.4
16着【C:14人気】2番 ステラウインド 1:47.5
17着【B:16人気】14番 ナカヤマナイト 1:47.6
18着【B:11人気】3番 マイネルホウオウ 1:48.2

A評価2頭、B+評価3頭。別定戦だが斤量差は大きく、A評価ルージュバックの54キロはかなり恵まれた印象だった。フルーキーは58キロとはいえ能力は認めざるをえない。連勝中で前走内容も良かったロジチャリスは56キロで、このメンバーに入って能力が足りるかどうか。この3頭が1~3番人気になった。



パドック。さすがにルージュバックとフルーキーは目立つ。ルージュバックはきさらぎ賞のころの輝くオーラはないものの、状態は戻っているようだった。フルーキーも堂々と周回できていた。この2頭がパドックでは抜けていた。アルマディヴァンは追い切りが良かったので穴に決めていたのだが、パドックで好意的に見られるのはマーカーを入れてもらっている点だけだった。

レース。ある程度そろったスタートから、予想どおりマイネルミラノの逃げ。休養明けナカヤマナイトが積極的に2番手につけ、7枠2頭が引っ張る形になった。ルージュバックは中団、フルーキーはそれを目標に中団後ろ目につける。ロジチャリスは中団前目だ。前半1000メートルは1:00.5。馬群は若干縦長になり、マイネルミラノが後続を4馬身離して直線へ。安田記念でロゴタイプの選んだ最内を、1頭ポツンと逃げる。坂でも脚色は衰えず、逃げ切り濃厚かと見ていたが、大外からルージュバックがものすごい脚で飛んできた。フルーキーとロジチャリスが叩き合いながら迫るが、差は縮まらない。内でマイネルミラノも粘っている。ちょうどフルーキーとロジチャリスの間でマイネルミラノがゴール。3連単を買っていた人は、かなり興奮できただろう。

勝ち時計の1:46.2は、可もなく不可もないものだが、そこまでペースが速くならず、1頭内の最高のコースで逃げ粘ったマイネルミラノをルージュバックはきっちりとらえてさらに突き放した。上がり3F32.8は最速だ。彼女の能力の高さを十分に示すことのできたレースになった。2着のフルーキーも立派。58キロで、上がり3Fは2番目タイの33.0。ルージュバックより外を回してのタイムであり、この馬の能力も十分だ。フルーキーは菊花賞6着以来、重賞で好走を繰り返している。そろそろGIを目指してもいいのではないだろうか。母はサンデーサイレンスの直仔だが、父はディンヒルの直仔で、種牡馬としての価値もありそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/EpsomCup.html


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