鳴尾記念の反省と全着順-2016年6月4日のレース

2016年6月8日水曜日

1着【B+:3人気】3番 サトノノブレス 1:57.6
2着【B:2人気】12番 ステファノス 1:57.6
3着【B-:13人気】2番 プランスペスカ 1:57.7
4着【B:4人気】7番 パッションダンス 1:57.8
5着【A:7人気】9番 マジェスティハーツ 1:57.9
6着【B-:1人気】10番 ヤマカツエース 1:58.0
7着【B+:8人気】6番 トラストワン 1:58.1
8着【B:5人気】1番 メイショウナルト 1:58.1
9着【C:11人気】5番 アクションスター 1:58.1
10着【映像なし:14人気】8番 メイショウカンパク 1:58.2
11着【B:12人気】14番 フレージャパン 1:58.3
12着【B-:9人気】11番 フラガラッハ 1:58.3
13着【B:10人気】13番 クランモンタナ 1:58.5
14着【B:6人気】4番 アズマシャトル 1:58.6

A評価1頭、B+評価2頭。マイナス評価のプランスペスカが3着に来たが、サトノアラジンに遅れたとはいえプラス評価のサトノノブレスが1着、格上のステファノスが2着に来た。A評価マジェスティハーツは追い上げたが道中の位置取りが響いた。



パドック。プランスペスカは尾を振りイレ込み。さすがにパドックでも拾えない。最も良く見えたのはサトノノブレスだった。静かに気合いをためる好気配で、尾の雰囲気がとても良い。マイナス10キロも全く問題ない。B+評価トラストワンは厳しい。暖かくなってきて発汗のマイナスは甘くしているが、白い泡のような汗がゼッケン下と股間に多くついている馬はさすがにマイナス評価してしまう。パッションダンスは好気合い。ステファノスはいいころに比べると落ちるが問題はなさそうだった。

レース。スタートはきれいに決まり、互いに牽制する中で内からメイショウナルトが先頭に立つ。2コーナーで隊列は固まり、2番手は外からパッションダンス。内から少し遅れてトラストワン。その後ろあたりにサトノノブレス。ステファノスは中団外につけた。前半1000メートルは59.0。4コーナーでメイショウナルトのリードはほぼなくなる。追うパッションダンスが交わすが、その外で軽く気合いをつけただけのサトノノブレスが余裕の手ごたえで上がってくる。抜け出してから川田騎手が激しいアクションで追い、ステファノスとプランスペスカの追撃を振り切った。

勝ち時計の1:57.6は、極めて優秀。この時期の阪神芝2000メートルで開催されるようになって今年で5回目。前年ラブリーデイの1:58.8を1.2秒上回ったばかりか、コースレコードを塗り替えた。ゆったり入ったとはいえ、そこまでゆるまなかった流れで決して先行有利なレースではなかった。それを前目から押し切ったサトノノブレスは、十分に能力の高さを見せてくれた。2着のステファノスは、終始外を回ってのクビ差。次は宝塚記念に向かう予定で、そのステップレースとしては十分な内容になった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/06/NaruoKinen.html

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ