プロキオンステークスの反省と全着順-2016年7月10日のレース

2016年7月11日月曜日

1着【B+:1人気】14番 ノボバカラ 1:22.1
2着【B:3人気】10番 ニシケンモノノフ 1:22.2
3着【B:2人気】9番 キングズガード 1:22.2
4着【B:5人気】4番 ブライトライン 1:22.5
5着【C:8人気】3番 グレープブランデー 1:22.6
6着【A:7人気】8番 ダノングッド 1:22.6
7着【B-:9人気】2番 カフジテイク 1:22.6
8着【B:10人気】1番 ワンダーコロアール 1:22.8
9着【B+:14人気】15番 キクノストーム 1:23.2
10着【C:13人気】11番 マルカフリート 1:23.2
11着【B-:6人気】13番 タガノトネール 1:23.7
12着【B-:11人気】7番 ワイドバッハ 1:23.8
13着【B:4人気】5番 クラリティスカイ 1:23.8
14着【B-:15人気】6番 ムスカテール 1:23.9
15着【A:12人気】12番 ポメグラネイト 1:24.0

A評価2頭、B+評価2頭。B+→B→Bの1,3,2番人気で固く決まった。追い切りで重戦車のような迫力を見せていたポメグラネイトは最下位。使い詰めで疲れがあったのか、前へ行けず見せ場なく敗れてしまった。キングズガードとニシケンモノノフをものさしにすれば能力は下と見ていいのかもしれないが、580キロを超える馬格で、目立つ一頭。改めて期待したい。



パドック。ノボバカラが最も良く見えた。基本的に重賞に出てくるような馬は、みなさん集中して歩けているのだが、今回のノボバカラは抜けて良く見え、1番人気でも仕方のない雰囲気だった。基本的にはTwitterに書いたとおりで、追い切り良かった馬はパドックでも良く見えた。ニシケンモノノフは、テレビに出ていた木之前葵騎手が推奨していたらしいが、私はそれほど良く見えず。やはり乗っている人ならではの見る部分があるのだろう。

レース。芝スタートの中京ダート1400で、外枠各馬が好スタート。ノボバカラは外から他馬に迷惑をかけることなく内を狙って切れ込んできた。ワンダーコロアールとダノングッドが並ぶようにして逃げ、馬群は先行集団と後方集団が6馬身くらい離れる不思議な形。キングズガードは後方2番手あたりにつけた。前半4Fは48.0。に入ってワンダーコロアールが逃げ粘る。残り200メートルで、ずぶずぶと坂で差を詰めてきたノボバカラがようやくとらえ、抜け出す。外からニシケンモノノフ、内からキングズガード。2番手は際どかったが、ノボバカラの完勝だった。

勝ち時計の1:22.1は、稍重馬場を考えるとそこまで強調することはできない。そこまでスローでもなかったが前が止まらない流れ。ワンターンとはいえ2頭分外を回ってきたノボバカラは、デムーロ騎手の好騎乗に導かれた。スタートも美しかったが、直線は秀逸。ダノングッドが沈むとできる限り内に寄せ、直線ではすっとワンダーコロアールから馬体を離して一呼吸入れさせた。坂の真ん中までゆったりと追い、頂上できっちり交わせるように追い出しを開始。パトロールを見ると、すばらしさがよくわかる。ニシケンモノノフも、このメンバーでは上位の能力と考えてよさそう。キングズガードは展開がはまらなかった。上がり3F35.4は最速で、後方集団から掲示板に届いたのは1頭だけ。能力の高さを示した。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/ProcyonStakes.html

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