新潟2歳Sの反省と全着順-2016年8月28日のレース

2016年8月31日水曜日

1着【B:3人気】10番 ヴゼットジョリー 1:34.3
2着【A+:6人気】12番 オーバースペック 1:34.5
3着【B+:2人気】3番 イブキ 1:34.5
4着【C:8人気】8番 アピールバイオ 1:34.6
5着【B+:4人気】11番 キャスパリーグ 1:34.8
6着【映像なし:12人気】15番 マイネルパラディ 1:34.9
7着【B:5人気】9番 サンライズソア 1:35.0
8着【B:1人気】2番 モーヴサファイア 1:35.0
9着【A:14人気】13番 クイントゥープル 1:35.1
10着【B:10人気】6番 アンジュシャルマン 1:35.1
11着【映像なし:9人気】4番 マテラフィールド 1:35.2
12着【B:7人気】14番 マイネルバールマン 1:35.4
13着【B:13人気】1番 チシャーキャット 1:35.5
14着【B:11人気】7番 ウインシトリン 1:35.6
15着【B:15人気】5番 ワールドツアラー 1:36.9

A+評価1頭、A評価1頭、B+評価2頭。A+評価をつけたのはダービー1週前のマカヒキ以来のはず。相手関係のバイアスがかかっているとはいえ、6番人気(評価をつけた段階でnetkeibaの予想オッズは50倍超だった)をきちんと評価できたことにほっとした。1着はB評価ヴゼットジョリーで、B+の2頭が掲示板に載った。A評価クイントゥープルは9着に終わったが、まずまず読者の皆様の参考にはなったかもしれない。


パドック。この日はリアルタイムに見られず、結果を知ってから見ている。あまり良く見える馬はいない。抜けて良いのは1番人気で負けたモーヴサファイアだった。後脚の可動域が広く、踏み込みはしっかり。やわらかさもある。今回は+12キロがこたえた可能性があり、見限れない。勝ったヴゼットジョリーは外を回ってしっかりした歩様。馬体も引き締まっている。まだトモに良い筋肉がついていないが、今後丸々としてくれば、さらなる活躍が期待できそうだ。キャスパリーグは活気あり。オーバースペックは踏み込みとリズムは良いのだが、トモがゆるく、そこまで良く見えなかった。追い切りの動きは抜群で、先々が楽しみな馬ではあることは確かであり、今後パンとしてくればかなりの活躍は期待できそうだ。

レース。かなりばらけたスタートで、馬群は一団に。各馬出を伺う中、アピールバイオが敢然と先頭に立ち、荒れた内側で3コーナーを回る。リードは1馬身。後ろにサンライズソア、外からマイネルバールマンがかぶせていく。オーバースペックは最後方からの競馬になった。前半800メートルは48.5、1000メートルは1:00.7のスローな流れ。直線。好スタートから折り合って好位を進んだイブキが先頭に立つ。それを外からヴゼットジョリーが交わし、さらに外からオーバースペックが追い込んで2着に上がったところがゴール。


勝ち時計の1:34.3は、平凡。とはいえ、このレースの出世頭ハープスターの勝ち時計は、1:34.5であり、良馬場で33秒台が出なかったとはいえ悲観する必要はない。直線は横一線で能力勝負。目を引くのはオーバースペックの上がり3Fだ。唯一の32秒台となる32.9をマーク。ハープスターは32.5というお化けタイムを出し、昨年のロードクエストは稍重で32.8と比較優位にはならないものの、十分な時計と言える。岩部騎手は腹をくくって乗ったのだろう。最後方からいいレースをしたが、外に出すタイミングがワンテンポ遅れた。ただ、外を回すのは明らかに不利であり、前が開くことに期待し、開かないと見てすぐに外に出した騎乗は馬券を買った身としても納得のいくものだった。人馬一体でクラシックを目指してほしい。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/08/NiigataNisaiStakes.html

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