札幌記念の反省と全着順-2016年8月21日のレース

2016年8月25日木曜日

1着【B:5人気】13番 ネオリアリズム 2:01.7
2着【B+:1人気】15番 モーリス 2:02.0
3着【B:4人気】2番 レインボーライン 2:02.1
4着【A:2人気】1番 ヌーヴォレコルト 2:02.3
5着【B+:3人気】7番 ヤマカツエース 2:02.4
6着【B:12人気】6番 マイネルフロスト 2:02.8
7着【A:14人気】16番 ダービーフィズ 2:03.1
8着【B:15人気】4番 メイショウスザンナ 2:03.2
9着【B-:11人気】3番 ハギノハイブリッド 2:03.2
10着【C:6人気】9番 ヒットザターゲット 2:03.4
11着【B:16人気】10番 ダンツキャンサー 2:03.4
12着【B:7人気】12番 レッドソロモン 2:04.0
13着【B+:8人気】11番 スーパームーン 2:04.1
14着【B-:13人気】8番 トーセンレーヴ 2:04.4
15着【B:9人気】5番 ロジチャリス 2:04.6
16着【B-:10人気】14番 レッドリヴェール 2:04.7

A評価2頭、B+評価3頭。スーパームーンを除くと追い切り高評価組はそこそこ上位に来たのだが、モーリスと併せて動き良かったネオリアリズムが勝った。ただ、さすがに相手のモーリスに先着するイメージはわいてこなかった。3着にはB評価のレインボーラインで、2着が抜けた1番人気、B+評価のモーリス。あまり参考にならなかったかもしれない。



パドック。ダービーフィズが良く見えた。14番人気でA評価。外をきれいな歩様で歩けており、鞍上は岩田騎手。最近どうも調子が良くないようだが、信用できる騎手である。同じく人気のないメイショウスザンナも悪くない。この2頭で決まればおいしいと、ワイドでダービーフィズから流した。判断は間違っていなかったはずだ。後述する。


レースは、そろったスタートからマイネルフロストが先頭に立ちそうになったが、積極的に行くことはなく、外からネオリアリズムが敢然とハナへ。このルメール騎手の判断はすばらしかった。重馬場で経済コースを回り、競りかけられることもない余裕のペース。前半1000メートルは59.9と若干速めだが、リズム良く疲れず駆けられている。3コーナーで2番手のダービーフィズに1馬身半のリードを保ち、4コーナーへ。ここで事件が起こる。内に潜り込んでじっとチャンスをうかがっていたダービーフィズに対し、その前を行っていたメイショウスザンナが内を閉めた。4コーナー手前で致命的な不利。これでダービーフィズのレースは終わった。これがなければ3着はあったかもしれない。直線。ネオリアリズムの脚色が変わらない。後続勢はずるずると後退し、変わってモーリスが押し上げてくるも、伸びない。ネオリアリズムが逃げ切り、レインボーラインがモーリスに迫ったところがゴール。



勝ち時計の2:01.7は、重に近い稍重馬場を考えれば悪くない。ネオリアリズムはこれで札幌3戦3勝。そのすべてにルメール騎手が跨がっていた。札幌だけ走るというわけでもない戦績で、今後に期待の持てる勝利であった。2着のモーリスは、2000メートルがこたえたか、最後の切れ味がなかった。見せ場たっぷりだったのは、最後モーリスを追い詰めたレインボーライン。上がり3Fのタイムはモーリスと同じだが、追い出しを待ったぶんだけ終いの伸びが際立った。今後のローテーションはまだわからないが、菊花賞に出てくれば面白い存在になるかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/08/SapporoKinen.html

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ