産経賞オールカマーの反省と全着順-2016年9月25日のレース

2016年9月27日火曜日

1着【A:1人気】6番 ゴールドアクター 2:11.9
2着【C:3人気】1番 サトノノブレス 2:11.9
3着【B-:6人気】5番 ツクバアズマオー 2:12.1
4着【B-:4人気】2番 クリールカイザー 2:12.2
5着【B+:2人気】7番 マリアライト 2:12.2
6着【B:8人気】3番 ショウナンバッハ 2:12.3
7着【B:5人気】11番 ワンアンドオンリー 2:12.3
8着【C:11人気】9番 アクションスター 2:12.9
9着【B-:7人気】12番 カレンミロティック 2:12.9
10着【C:9人気】10番 サムソンズプライド 2:12.9
11着【C:12人気】4番 マイネルメダリスト 2:13.9
12着【B-:10人気】8番 エーシンマックス 2:14.3

A評価1頭、B+評価1頭。B評価は2頭で残りがすべてマイナス評価という変なレースになった。古馬の重賞には何度も調教を見ている馬が出てくるため、各馬の良いときと比較してしまうからかもしれないが、それにしても良く見える馬が少なかった。結果はA評価ゴールドアクターの1着は良かったものの、2、3着にマイナス評価が入ってしまった。



パドック。ワンアンドオンリーが良く見えた。この馬は調教の動きが良くなってきているのにレースで走らない。今回はパドックも良かったのに走らない。気性の問題なのだろうか。2着のサトノノブレスは鶏跛が見られた。鶏跛は走ることについては問題ない、と言う人もいるのだが、やはりパドックで見せられると買いにくい。下のクラスではたまに見るのだが、重賞ではほぼ現れない歩様で、先週のマウントロブソンに続き、2週連続で鶏跛を見ることになった。3着のツクバアズマオーは、外をスッスッと歩けていたのだが、口を半開きにしていたのが気になった。

レース。ツクバアズマオーが立ち上がるように少し出遅れ。馬なりにクリールカイザーが先頭に立つ。1コーナーまでにエーシンマックスが交わし、その勢いのまま5馬身ほどのリードを取って2コーナーへ。馬群は縦長。前半1000メートルは59.9。3コーナーでエーシンマックスのリードはまだ4馬身。カーブで詰めてきたのはサトノノブレス。外からゴールドアクター。さらにかぶせてマリアライト。4コーナーでエーシンマックスのリードはなくなった。クリールカイザーが先頭に立ったが外からゴールドアクターが伸びる。内で食い下がるサトノノブレスと最後詰めてきたツクバアズマオーの1~3着。マリアライトは56キロの斤量がこたえたか、切れ味が炸裂することなく5着に敗れた。



勝ち時計の2:11.9はまずまず。12秒を切ればまず問題ない時計で、58キロの斤量を考えると価値は高い。過去10年で最速は2011年アーネストリーの2:11.2で、そのときの斤量は59キロだった。ただ2000メートルより長いレースなので、それほど気にしなくていいだろう。ゴールドアクターは、追い切りで落ち着いて駆けられていたものの、パドックでは春天ほどではないにしろうるさい面を見せていた。本番では落ち着いてパドックに現れることはできるのだろうか。このレースは仕上がり途上の馬が多いと考えられ、各馬狙いのレースに向けてどのように調整してくるかも見ておきたい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/09/AllComers.html

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