神戸新聞杯の反省と全着順-2016年9月25日のレース

2016年9月28日水曜日

1着【A:1人気】14番 サトノダイヤモンド 2:25.7
2着【B+:6人気】15番 ミッキーロケット 2:25.7
3着【B-:4人気】12番 レッドエルディスト 2:26.2
4着【B:5人気】5番 カフジプリンス 2:26.2
5着【B:2人気】7番 エアスピネル 2:26.4
6着【B:3人気】8番 ナムラシングン 2:26.9
7着【B+:10人気】11番 アグネスフォルテ 2:27.0
8着【B:7人気】13番 イモータル 2:27.0
9着【B:9人気】4番 ロードヴァンドール 2:27.1
10着【B:8人気】2番 ジョルジュサンク 2:27.1
11着【B:13人気】3番 ロードランウェイ 2:27.2
12着【B+:11人気】10番 ワンスインアライフ 2:27.8
13着【B-:14人気】9番 トゥルーハート 2:28.0
14着【B-:12人気】6番 マイネルラフレシア 2:28.5
15着【B:15人気】1番 ヒルノマゼラン 2:28.6

A評価1頭、B+評価3頭。A→B+→B-で決まったのでまずまずの結果。B-評価のレッドエルディストはパドックで拾えた。

パドック。良く見える馬は、そのレッドエルディストとサトノダイヤモンドの2頭しかいなかった。2番人気エアスピネルは元気がないように見え、その後ろを歩く3番人気ナムラシングンはうるさい上に後脚をすり足のように動かす。穴人気していたイモータルはかなりうるさかった。レッドエルディストは落ち着きがあり、雰囲気が良かった。穴っぽいところでは2頭。トゥルーハートはまずまずの気合い乗りで、マイネルラフレシアは発汗多く体も薄いものの、歩様のバランスは悪くなかった。結果は後ろから2、3着だったが。追い切りB+組では、ワンスインアライフが後脚の可動域不足の上につまづくシーンがあり、良く見えなかった。あとの2頭は押さえた。アグネスフォルテはイレ込みきつく発汗過多だが動きに活気はあった。ミッキーロケットはゼッケン下の発汗とつまづくシーンは見られたが、歩様に勢いがあり、毛ヅヤも良い。
レース。ロードランウェイとイモータルが若干の出遅れ。ロードランウェイは内枠を生かしてうまく内へ潜り込んだ一方、イモータルは最後方からの競馬になった。ハナを切ったのはロードヴァンドール。2番手マイネルラフレシアに2コーナーで3馬身の差をつける逃げだが、それほど速くはない。3番手にヒルノマゼラン、外からアグネスフォルテという展開。サトノダイヤモンドは縦長な展開の真ん中。直後にミッキーロケット、その2馬身後ろにレッドエルディストがつける。前半1000メートルは1:01.4。3コーナーを過ぎたあたりから馬群が詰まってくる。直線。前は横に4頭広がり、その外側へサトノダイヤモンドが持ち出す。外からかぶせるように追うレッドエルディストだが、脚色は同じに。サトノダイヤモンドの直後でじっとしていたミッキーロケットが、満を持して追い出すとサトノダイヤモンドと同じコースを通って内から前へ並びかける。2頭が叩き合ってそのままゴール。最後にカフジプリンスが飛んできたとが、3着はレッドエルディストがなんとか確保した。レッドエルディストの外を回したエアスピネルは伸びず5着。

勝ち時計の2:25.7は、それほど目立たない。2007年に距離が2400メートルに延びてから、3番目に遅いタイムだ。逃げ馬がゆったりと走り、2~3着馬が似たような位置から1番人気馬を目標にレースを進めたためで、それほどタイムは気にしなくていいだろう。サトノダイヤモンドは仕上げてくるのはまだ先で、今回は叩き台と見られる。ミッキーロケットに肉薄されたものの、二の脚を使って抜かせない強い勝ち方だった。2着のミッキーロケットは、4コーナーで和田騎手が立ち上がりかける不利があった。道中じっとサトノダイヤモンドの直後で折り合い、不利の後も普通にスピードアップできていることから、気性は良さそう。問題は今回のマイナス10キロで、権利取りのために仕上げてきたのかもしれない。菊花賞の追い切りでは、今回のものとの比較を含めて、注意して見ておきたい。なお、和田騎手は「勝ち馬の位置で競馬をしたかった。本番は内枠が欲しい」とレース後にコメントしている。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2016/09/KobeShimbunHai.html

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