京都大賞典の反省と全着順-2016年10月10日のレース

2016年10月12日水曜日

1着【B:1人気】1番 キタサンブラック 2:25.5
2着【B+:6人気】3番 アドマイヤデウス 2:25.5
3着【B-:2人気】10番 ラブリーデイ 2:25.6
4着【A:3人気】8番 サウンズオブアース 2:25.7
5着【C:7人気】9番 ヒットザターゲット 2:25.9
6着【B-:10人気】7番 アクションスター 2:25.9
7着【B:5人気】4番 ラストインパクト 2:26.1
8着【B:4人気】6番 ヤマカツライデン 2:26.3
9着【C:9人気】2番 ファタモルガーナ 2:26.3
10着【B-:8人気】5番 タマモベストプレイ 2:26.9

A評価1頭、B+評価1頭。A評価サウンズオブアースが4着に沈んだ。いまの高速京都馬場では苦しい位置取り。馬柱を見てキタサンブラックとの比較からも買える馬なのだが、残念ながら4着までだった。





パドック。キタサンブラックはトモが盛り上がっておらず、まだゆるい。ただ、しっかりと動けてはおり、能力でどこまで来られるかという印象だった。最も良く見えたのはラストインパクト。外をしっかりとした踏み込みで、力強く周回できていた。次点はラブリーデイ。ぐっと気合いを見せて動きがパワフルだ。ある程度人気した上がり馬ヤマカツライデンはうるさい。サウンズオブアースは尾を振っているのが気になったものの、それほど問題はない。妙に良いのがアクションスター。体幹がしっかりしており、半腱半膜様筋が盛り上がっている。仕上がり良さそうに見えた。

レース。ハナを主張する馬はおらず、ゆったりとヤマカツライデンが先手を奪う。キタサンブラックは2番手。馬群は固まり、2馬身後方にアクションスター。さらに離れてファタモルガーナという展開。1~2コーナーでキタサンブラックはヤマカツライデンの直後で最内を回らず、内に1頭分空けたコースを通った。前半1000メートルは1:02.0。向こう正面で馬群は一団に。3コーナーを過ぎたあたりから急速にペースが上がる。「淀の坂はゆったり下る」のが良いとされていたのは昔の話になってしまった。3コーナー手前でサウンズオブアースはまだ後ろから2頭目。前はキタサンブラックが並びかけ、外からラストインパクトがかぶせに行く。直線。キタサンブラックが抜け出す。ラストインパクトは食い下がったがここまで。ラブリーデイも早めにとらえに行ったが伸びない。内からアドマイヤデウスが差してくる。サウンズオブアースはタマモベストプレイを弾き飛ばして外から差してきたのだが、届かなかった。





勝ち時計の2:25.5は、長距離なのでなんとも言えないが、強調できるタイムではない。ただ、このレースは3コーナーまでゆったりと流れ、最後の600メートルが11.1-11.1-11.5という高速ラップ。前年のラブリーデイも似たようなラップで勝っており、最後に長くいい脚を使うことが求められた。この流れを直線早め先頭から逃げ切ったわけで、キタサンブラックの能力は相当に高いのだろう。アドマイヤデウスは追い切りも良かったが、内から抜けた岩田騎手の好騎乗。直線の走りを見ていると、ラブリーデイの駆け方が最もバランスが取れていた。天皇賞で逆転があるなら、そのラブリーデイと、位置取りが後ろすぎたサウンズオブアースだろうか。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/10/KyotoDaishoten.html

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