スプリンターズステークスの反省と全着順-2016年10月2日のレース

2016年10月5日水曜日

1着【A:3人気】13番 レッドファルクス 1:07.6
2着【B-:2人気】15番 ミッキーアイル 1:07.6
3着【B+:9人気】4番 ソルヴェイグ 1:07.6
4着【B:5人気】5番 シュウジ 1:07.7
5着【B:12人気】7番 スノードラゴン 1:07.7
6着【A:8人気】16番 ネロ 1:07.7
7着【B-:14人気】9番 サトノルパン 1:07.8
8着【B:16人気】3番 ティーハーフ 1:07.8
9着【B+:7人気】12番 レッツゴードンキ 1:07.8
10着【B+:11人気】6番 ベルカント 1:07.9
11着【B-:6人気】2番 ブランボヌール 1:07.9
12着【B-:1人気】1番 ビッグアーサー 1:08.0
13着【A:10人気】14番 ウリウリ 1:08.0
14着【C:15人気】10番 レッドアリオン 1:08.1
15着【B:4人気】11番 ダンスディレクター 1:08.1
16着【B:13人気】8番 サクラゴスペル 1:08.3

A評価3頭、B+評価3頭。シュウジが1週前B+評価だったため、16頭立てで7頭がプラス評価になった。その中で、唯一の2週連続A評価、レッドファルクスが1着でゴールを駆け抜けた。これで川田騎手のシュウジが3着に来ていれば大喜びしていたところなのだが、馬券は残念なことになってしまった。



パドック。この日は中山競馬場でのんびり観戦。秋のGIシーズンが開幕を告げる日にもかかわらず、人の入りはそれほどでもない。最も良く見えたのはネロだった。馬格があり、堂々と歩けている。パワフルさも感じられた。追い切り問題児のビッグアーサーは、後脚の可動域が狭いものの、いつもどおりなので判断が難しい。ただ、明らかに「遅い」のだ。16頭立ての重賞レースなら、まるで鴨川沿いに並ぶカップルたちのように、ある程度等間隔になるはずなのだが、ビッグアーサーとネロの間が大きく開いていた。もう1頭気になったのはレッツゴードンキ。この馬は2週連続B+評価で期待していたのだが、レッドファルクスと順番が入れ替わっていた。妙に良く見えたのは、レッドアリオン。四肢の可動域は十分で、体をやわらかく使えていた。馬仲間たちにもレッドアリオンは良く見えたようで、私の目の錯覚ではなかったようだが、結果はついてこなかった。

レース。きれいなスタートからミッキーアイルとソルヴェイグの先行争い。ミッキーアイルが制してハナを切る。2番手の内にソルヴェイグ。ネロはその隣につけたかったのだが、シュウジがそのポジションを取らせない。2番手は3頭が並び、ビッグアーサーの包囲網が完成した。前半3Fは33.4。最後の直線。ビッグアーサーは右へふらふら左へふらふら。あちこちに1頭分のスペースはあるのだが突っ込んで行けない。粘るミッキーアイルを外からレッドファルクスが差しきったところがゴール。1着から16着まで0.6差、11頭が1分7秒台という激戦が決着した。



勝ち時計の1:07.6は、優秀。この秋の中山の馬場は読みにくく、8秒台決着の可能性も高いと考えていた。ロードカナロアが2011~12年を連覇した時計(1:06.7、1:07.2)は化け物級だったが、それを除いて過去のタイムと比べると、十分だろう。ラップは前半33.4、後半34.2で、ミッキーアイルが刻んだ時計と全く同じ。上がり最速は後方からの競馬になったレッツゴードンキの32.9だった。ウリウリが2番手の33.1。それでも、後方勢は届かなかった。レッドファルクスは、これで1200メートルなら芝ダート問わず負けなし。着差以上に強い内容で、追い切りの動きからも今後の短距離で主役を張れる1頭になりそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/09/SprintersStakes.html

レッドファルクスは落ち着いて周回できていた。
ミッキーアイルは可もなく不可もない印象。それほど目立たなかった。
ソルヴェイグ。この日は朝から尾を振ったり鶏跛を見せたりする馬が多く、パドックに虫か何かがいるのではないかと話していたのだが、この馬は尾を振らなかった。集中していたのだろう。
ネロ。パドックで最も良く見えたのはこの馬だった。
おまけ。川田騎手とシュウジ。惜しかった。

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