フェブラリーステークスの反省と全着順-2017年2月19日のレース

2017年2月22日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
13ゴールドドリーム牡4571:35.1A2
29ベストウォーリア牡7571:35.1B+5
310カフジテイク牡5571:35.2B+1
413エイシンバッケン牡5571:35.4B-8
512ニシケンモノノフ牡6571:35.6B-14
615ケイティブレイブ牡4571:35.6B11
711ノンコノユメせん5571:35.7B+4
81サウンドトゥルーせん7571:35.7B+7
92ホワイトフーガ牝5551:35.9C10
107ブライトライン牡8571:36.0B16
1114キングズガード牡6571:36.0B13
126モーニン牡5571:36.1A3
1316インカンテーション牡7571:36.5B-15
144コパノリッキー牡7571:36.5B+6
155アスカノロマン牡6571:36.6B9
168デニムアンドルビー牝7551:36.7B12


総評
A評価2頭、B+評価5頭。A評価のモーニンはパドックで全く良く見えず、一方のゴールドドリームはいつもどおり。平行線のゴールドドリームが勝ち、2,3着にB+評価が入ったのでまずまずの結果かもしれない。





パドック
良く見えたのは2頭。モーニンは指摘したとおり、小さく見えた。この小さく見えるというのは主観的な要素が大きく、何度も見ている馬が小さく見えると来ないことが多い。来ることもあるため難しいのだが。Twitterの文字量制限で入らなかった馬は、ニシケンモノノフ。この馬を良いと書くかモーニンを悪いと書くか迷い、モーニンを悪いと書いた。正解だった。ニシケンモノノフは外を通って活気ある周回だった。最後の直線は、楽しませてくれた。
ポイント
きれいにそろったスタートから、インカンテーションが押して先頭へ。ニシケンモノノフも前につけたが、カーブの前には控えて2番手へ。サウンドトゥルーは後方から。モーニンは馬群の中。コパノリッキーは外の3番手。ホワイトフーガが最内の絶好のポジションにつけた。直線。一杯になったインカンテーションをニシケンモノノフが交わす。コパノリッキーは伸びない。坂の中盤でニシケンモノノフが抜け出したが、外からゴールドドリーム。坂の頂上では先頭に立つ。ニシケンモノノフのすぐ横を狙ってベストウォーリアが伸び、2頭の叩き合いをゴールドドリームが制した。カフジテイクは外から伸びたが3着までだった。





分析
勝ち時計の1:35.1は、優秀。過去10年の良馬場でこれより速かったのは、2010年エスポワールシチーの1:34.9のみで、2013年グレープブランデーの1:35.1と並ぶ2位タイだ。ゴールドドリームは前走の大敗から見事に立て直したようで、追い切りも良かった。急逝した父ゴールドアリュールの後押しがあったなどの感動ストーリーはとりあえず置いておいて、純粋に能力が高いと見てよさそうだ。2着のベストウォーリアは5戦連続2着になった。1600万下でこれをやってくれれば馬主孝行な名馬なのだが、すでにオープン。1週前追いの動きに注目し、本追い切りを楽しみにしていたのだが、びしっと追わなかったのはなぜなのかわからない。どこか体質に弱いところがあるのかもしれないが、見栄えのするいい馬。次は勝ってほしい。津村騎手のカフジテイクは3着。津村騎手は自分のせいで負けたという内容のコメントを出した。津村騎手はポジションを取れなかった(道中の位置取りが後ろ過ぎた)ことを敗因とし、名騎手だった安藤勝己氏は追い出すのが早すぎ(4コーナー手前でステッキを入れる必要はない。道中の位置取りは問題ない)と指摘した。今回のようにカーブで大きく外を回るのはかなりのコースロスになるため、サウンドトゥルーの柴田善騎手のように、カーブは内でこらえ、直線に入って大きく外へ振るような競馬をしてもよかったのかなとも考えるのだが、砂を被りたくない馬なのかもしれない。ただ、それも結果論。ファンを失望させるような騎乗ではなかった。GIで人気を背負って負けたらトップジョッキーでも批判にさらされる。今回人気は割れており、複勝圏までは持ってきたのだから、務めは果たしたのではないだろうか。個人的には、今回のカフジテイクは津村騎手とのコンビで良かったと考えている。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/FebruaryStakes.html

 

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