きさらぎ賞の反省と全着順-2017年2月5日のレース

2017年2月8日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
17アメリカズカップ牡3561:50.1B6
21サトノアーサー牡3561:50.4A1
34ダンビュライト牡3561:50.4B2
45プラチナヴォイス牡3561:50.6C3
56エスピリトゥオーゾ牡3561:50.9B7
62マテラレックス牡3561:51.9B+8
73タガノアシュラ牡3561:52.9A4
中止8スズカメジャー牡3560:00.0B5


総評
A評価2頭、B+評価1頭。追い切りは良く、前走の内容からもサトノアーサーで鉄板だろうと考えていた上に、川田騎手がこの馬のために帰ってきたという話もあり、迷わず軸に。しかし頭で行ったため、3連複で少々プラスが出た程度。馬券的にはつまらない結果になってしまった。追い切り評価としては、下から馬単が当たった。これではだめだ。




パドック
Twitterでコメントしたとおり。タガノアシュラは狙っていたのだがパドックを見てしまうと評価を下げざるをえない。軸の2頭目はダンビュライトとした。全く人気なく追い切りB+評価のマテラレックスは良く見えたが、ブービーだった。
ポイント
スタート直後にスズカメジャーが落馬。大外から外によれたため巻き込まれた馬はおらず、7頭立てレースになった。すっと出たのはタガノアシュラ。重馬場とはいえかなりのスローペースを作り出した。馬群はほぼ一団で流れ、マテラレックスが内の経済コースを取る。先団前目のアメリカズカップは終始外を回る展開になった。タガノアシュラは直線手前で一杯に。2番手につけていたプラチナヴォイスが先頭で直線に向き、すぐにアメリカズカップが交わすと、そのまま押し切って1着。サトノアーサーは終いそれほど伸びず、ダンビュライトをとらえるのが精一杯だった。




分析
勝ち時計の1:50.1は、重馬場とはいえ平凡。このスローの展開で失速した前に行った3頭(タガノアシュラ、マテラレックス、プラチナヴォイス)は現時点での能力が低いと考えられる。上がり3F最速は、アメリカズカップの35.9。前に居た馬が最も速いのだから、後ろから届くわけがない。サトノアーサーは、デビュー戦とこのレースで、重馬場が不得手であることがはっきりした。今回の2着で賞金加算。皐月賞出走はかないそうだが、次走以降は馬場状態に注意したい。問題は、良馬場専用の名馬という存在が思い浮かびにくいことで、果たしてそこまでの馬なのかという疑問は残る。今後の成長で克服することはできるのだろうか。ダンビュライトは見栄えのする馬体。だが、得意の重馬場でサトノアーサーに最後抜かれたことを考えると、世代トップクラスの能力はないのかもしれない。勝ったアメリカズカップ。タイムはいまいちとはいえ、カーブはずっと外を回り、それで上がり最速。2003年に重馬場の同レースを勝った後の二冠馬ネオユニヴァースの勝ち時計は、1:49.6。道中のスローなラップは似ている。ただし、前目についけた同馬の上がり3Fは35.2だった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/KisaragiSho.html

   

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