東京新聞杯の反省と全着順-2017年2月5日のレース

2017年2月8日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
12ブラックスピネル牡4561:34.9B3
25プロディガルサン牡4561:34.9C5
37エアスピネル牡4571:35.0B-1
43マイネルアウラート牡6571:35.3B-4
44ストーミーシー牡4561:35.3-10
610ヤングマンパワー牡5571:35.3B2
71ダイワリベラル牡6561:35.6B8
86ブラックムーン牡5561:35.8B+6
99ロイカバード牡4561:35.8B-7
108タガノブルグ牡6561:36.2B+9


総評
A評価なし、B+評価2頭。評価は低調になったが、ブラックムーンは前走A評価で惨敗。陣営コメントでは、中団につけて脚がたまらなかったためで、今回は差す展開にしたいとのこと。今回も動きは良く、パドックも良かったのだが、スローペースに泣かされる結果になってしまった。評価は1着からB→C→B-という悲惨な結果になった。




パドック
事前の検討では、イスラボニータに勝っているヤングマンパワーが格上と見て間違いないだろう、という意見で一致した。しかしパドックはいまいち。ブラックムーンは良く見えた。Twitterでコメントしていない上位馬は2着のプロディガルサン。+22キロも太くは感じられなかった。とはいえ追い切りC評価で強調するほどのパドックでもないという印象だった。
ポイント
スタートはそろったが、ロイカバードが行き脚つかず。ブラックスピネルが先頭に立った。外からマイネルアウラート、内にダイワリベラル。ブラックスピネルは少し内に入れるタイミングが早く、ダイワリベラルがほんの少し不利を受けたが、制裁はなし。この程度なら妥当だろう。カーブでマイネルアウラートが動きかけたが、柴田大騎手は控えた。ここで行っていればレースは別の展開になっていただろう。ヤングマンパワーは前の2頭を見る位置につけた。エアスピネルは中団から。プロディガルサンは中団内でじっとしている。スローペースで直線からヨーイドン。ブラックスピネルとマイネルアウラートが並んで抜け出し、その他の先行勢は伸びない。坂の頂上でマイネルアウラートが一杯に。内を逃げるブラックスピネルを、外からエアスピネルが追う。そのエアスピネルを目標にプロディガルサンが伸び、交わしたところでこんどは内へ。しかし届かなかった。




分析
勝ち時計の1:34.9は平凡。小雨は降っていたが、馬場は良である。前半3Fが37.2という超スローで、スタートからずっと12秒台のラップ。最後600メートルだけのレースになった。上がり3F最速はプロディガルサンの32.0で、勝ったブラックスピネルは32.7。残り600メートルで3馬身半以上の差があれば届かない。差し馬には不利な流れで、2着に入ったプロディガルサンは相当に強い可能性がある。この馬はずっと内の経済コースでじっとしていて、直線はエアスピネルを目標に外へ追い出し。抜けると次の目標をブラックスピネルと理解し、内へ進んで行ったため、直線のコースロスは大きかった。なお、同馬はエアスピネルを追い抜くタイミングで、ブラックスピネルも交わしてやろうとばかりに失速せず手前を替えた。能力と勝負根性はかなり高いとみてよさそうだ。対照的にエアスピネルはまっすぐに走る。今回は同年齢の各馬より斤量が1キロ重い。勝ち馬との着差は半馬身。能力は見劣らない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/TokyoShimbunHai.html

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