北海道新聞杯クイーンステークスの反省と全着順-2017年7月30日のレース

2017年8月2日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
12アエロリット牝3521:45.7B+2
21トーセンビクトリー牝5551:46.1B-6
34クインズミラーグロ牝5551:46.3B8
48クロコスミア牝4551:46.5B5
513エテルナミノル牝4551:46.6B+10
612アドマイヤリード牝4551:46.6A1
76マキシマムドパリ牝5551:46.8B3
85ハツガツオ牝6551:46.9C12
97ヤマカツグレース牝3511:47.1A7
1010パールコード牝4551:47.4B+4
119ラインハート牝6551:48.1-13
1211ノットフォーマル牝5551:48.2B-11
133シャルール牝5551:48.2B-9


総評
A評価2頭、B+評価3頭。勝ったアエロリットはB+評価だが、2着トーセンビクトリーはマイナス評価。この馬はパドックで拾えたのだが、高評価組はほぼ人気以上に走らなかった。



パドック
最も良く見えたのはパールコードだった。この馬は跳びが大きく小回りは疑問ではあったが、パドックではさすがに目立つ。勝ったアエロリットは+18キロで出てきたが、太め感はない。フェアリーS時点で492キロあり、馬体を戻しただけかもしれないが、今回強い勝ち方をしたわけで、成長したと見てよさそうだ。
ポイント
そろったスタートから1コーナーまでにアエロリットがきっちり前に出た。絡む馬はおらず、快調に飛ばし、向こう正面では7馬身ほど引き離した逃げ。スタート直後の12.を除くと、2F~7Fまで11秒台を連発する逃げを打つ。馬群は離れたところに固まり、外を回す馬には不利な展開。3コーナーでもアエロリットのリードは変わらず。中間の600メートル標識あたりでアエロリットは意識的にペースを落とし、直線でリードは3馬身程度。400メートル標識から再加速して後続を振り切った。



分析
勝ち時計の1:45.7は、2014年キャトルフィーユに並ぶレースレコード。最内の経済コースを通ったとはいえ、自ら展開を作って2馬身半差で勝ったのだから価値は高い。ラップは秀逸で、12.2 - 11.2 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.1 - 11.5 - 11.9。コーナーでもそこまで減速しておらず、後続になし崩し的に後続に脚を使わせての再加速は見事だった。2着のトーセンビクトリーは直線斜行したがきれいに伸びてきた。鞍上は福永騎手であり、ここで斜行しなければ包まれて終わりになるリスクは高かった。ぶつけられたシャルールは気の毒だったが、四位騎手は直線脚が残っていなかったと潔いコメントを出した。2,3着は展開のはまった差し馬。3番手追走から4着に踏みとどまったクロコスミアは、能力の高さを示す結果になった。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/07/QueenStakes.html

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